2018年1月2日火曜日

雪の秋保大滝に行って来ました

1月2日ですが、最初は仙台初売りに行く予定でしたが、どうしても行きたいというリクエストを受けて、秋保大滝神社に初詣に行って来ました。

当初は、普通に街中に行く予定だったので、朝一で愛車のアイをピッカピカに磨いていたのですが、雪がある秋保に行くわけで・・・でも、気を取り直してGo!!

いや、雪があるどころじゃなく、積雪路面を走行する事になりました。

私たちの前を走っていたクルマが、途中でハザードランプつけて停車して、そこからUターンして引き返してしまうくらい。

愛車の車体の汚れは、もう見なかった事にしようかというレベル。


しかし、雪の秋保の景色はいいなぁ!!

カメラは、EOS 7D Mark2、レンズはEF-S 24mm F2.8 STMで撮影しています。

愛車のアイは、ミッドシップマシンなので雪に弱く、この季節は軽々に雪が多い秋保に来られないのです。

パジェロミニなら、タイヤが埋まるくらいの雪でも、勇猛に突破して来られるのだけど・・・繊細なアイではちょっと厳しい。


とにかく秋保大滝に行くぞ!!

・・・なんだけど、秋保大滝の入り口は本格的に積雪していて、ちょっとびびる。

熊に注意の看板もあるけど、さすがに1月2日は冬眠してる・・・よね。


秋保大滝に向かう階段なんだけど、雪は良いけど、雪の下が厚い氷になってまして(!!)

スパイクとか無い靴で普通に歩いたら何回転倒するか分からないハード難易度。

幸い、手すりや岩には事欠かない場所なので、それにしがみついて、四足歩行の勢いで進みました。

ちょうど、映画「エベレスト」観た後だったので、もちろんもちろんあれとは別次元だけど、気分的にはちょっとだけ辛さがプラスされてしまいました。

途中で盛大にこけそうになり、ぶら下げていたEOS 7D Mark2がブランコのように激しく横に飛び、手すりに激突しそうになってしまった!!


雪の秋大滝の滝つぼに到着しました。

あまり来られない季節なので、雪景色はちょっとグッと来ました。


手すりのない場所は、岩にしがみついて移動しました。

遠目から私を見たら、カッコ悪!!って言われるでしょうけど、ここで転んだら、転落、骨折とかいきそうで、しのごの言っている場合じゃねぇ!!

ただ、EOS 7D Mark2はやっぱりいいですねー!!

手袋してても、手袋してない時と全く変わらない快適操作可能。

雪かき用の分厚い手袋してても同じだし、やっぱり、シビアな状況で本領発揮するよう設計されてるカメラだなぁと。

EOS 7Dの上は、EOS 1Dという、プロ専用カメラがあるのだけど、EOS 1Dは7Dよりもボディがかなり大きいので、小さく軽く、そして悪条件でも安心となると7Dしかない。


いよいよ、雪の中の秋保大滝です。

滝つぼの寒さはさらにレベルが違い、強風もあって、途中で急に咳が出て来て止まらなくなる現象が発生。

これは、我慢するとかしないとかの状況じゃないな、と、早々に切り上げざるを得ませんでした。

ただ、一眼レフ全般に言えますが、その持ち前のフィーリングの素晴らしさゆえに、1枚シャッター切るごとに、心の中に「写真を撮りたい」意欲がモリモリと湧き上がり、寒いとかそういうのを忘れさせてくれますね。

今の世の中って、何でもかんでも効率だとか、そんなんばっかり言うじゃないですか。

人の心は数字じゃ計れねぇんだよ!!というのをハッキリさせてくれるのが一眼レフカメラや!!


滝つぼからの景色です。

なんかレンズ交換してる場合ではなかろう、と予測して、交換レンズは無しで、EF-S 24mm F2.8 STMレンズ一本のみで滝つぼに降りたのですが、大正解でした。

24mmに集中する事で、自分の身の回りに気を配る率を上げ、この雪に囲まれた岩の上にあっては、転倒のリスクもかなり遠ざけられました。


橋の上から見た秋保大滝。

夏だと、木々の葉っぱに遮られて滝は見づらいのですが、冬だと一直線に滝が見えてびっくり。

足元には厚い雪があるので、かなりかさ上げされてますんで、はしゃぎすぎて手すりから転落とかしないように注意せねば。

秋保の渓谷を撮影。

岸壁が凍結しているのが、やはり仙台の街中とは違う寒さを感じさせます。

あと、EOS 7D Mark2の映像エンジンやっぱりハンパじゃなく凄いですね。

太陽を浴びる岸壁と、雪に覆われた川。

この正反対とも言える強烈な明暗差の画でも、見事にまとめてくれる。

こういうの、当たり前じゃん、とか思ってしまわないように、自分を厳しく戒め、カメラ技術を苦労して開発して下さる方々に、常に感謝の気持ちを捧げたい。

EOS 7D Mark2は、単体でも極めて優秀なDiGiC-6を、なんと2基も搭載してるので、あと15年後でも全然気にせず使えるのは間違いないところ(私はその頃には生きてはいないが)。


ここからは上に移動して、秋保大滝神社の方に行きます。

雪の量がなかなか・・・。

カメラは変わらずEOS 7D Mark2ですが、レンズは、EF-S 24mm F2.8 STMから切替え、EF-S 10-18mm F4.5-5.6 IS STMレンズに。

EF-S 10-18は、個人的に絶対エースのEF-S 24に対抗しうるスター級レンズ。


EOS 7D Mark2って、EF-Sレンズ付けるとかなり軽い!!

キヤノンは、あるWeb媒体のインタビューで、EOS 7Dをバッテリーグリップ一体化してしまったらいいんじゃないか?という提案を受けて「1Dより軽くないとあかんからやらんでぇ」みたいに答えてましたが、確かに、プロフェッショナル・グレードで、なおかつ軽量というキャラは大切だなぁと。

今年は、小さなカメラももちろんですが、日本の「国技」と言える、超高度技術「一眼レフカメラ」をさらに重要視して使っていけたらと思います。