2018年4月21日土曜日

いよいよZenFone max plus M1本格的にカメラデビュー

ZenFone max plus M1ですが、格安端末という位置づけではあるものの、情報端末としてはもう非の打ち所が無いんじゃないか?というくらい素晴らしい日々なんですが、カメラとしてはどうなのか?!

ここまで来たら、カメラとしての実力も高かったらいいなぁという思いでいっぱい。


ZenFone max plus M1は、形状もなかなか良い。

薄すぎてグリップしにくいという、このスタイリング特有の問題はあるんですけれど、ZenFoneのせいじゃないし。

音量ボタンがシャッターボタンとして使えるので、横に構えた時にはこれを使用すると具合が良い。

縦に構えた時には、画面下に丸く表示されるソフトシャッターボタンにすると具合が良い、という印象です。

外観は、個人的に好きな色ということと、まだ新鮮さの残るデュアルレンズ搭載なので、特徴があって安心。


というわけで、まだ桜が美しく残ってくれている仙台は三神峯に行って来ました!!

ZenFone max plus M1は、期待以上でした。

まず電源の問題がかなり気楽。

ZenFone max plus M1は、バッテリーの容量が4130mAh(!!!!)という手のひらサイズの端末とは思えないものすごい容量になってます。

深く考えなかったけど、名前の「max plus」というのは、大容量バッテリ搭載モデルを示していて、なんと逆に他の機器をUSB充電する(!!!!)能力さえも備わってるんですよね。

それと、電源スイッチを押して気楽にスリープに入れる!

指紋センサーに指を置くだけで、1秒くらいでカメラに復帰するので、移動中は積極的にスリープにできるのは大きい。


三神峯の「緑の桜」を撮影してみました。

うん、色もなかなか良い感じに出ています。

人工物は良いけど、花を撮影すると弱い、そういうモバイルカメラにはごまんと出会ってしまったのですが、ZenFone max plus M1は幸先良い。


早朝でも思った以上にきちんと写りますね。

キヤノンの1/2.3インチセンサー搭載 PowerShot SX710 HSと比較すると、やはり、ディテールの再現性では劣り、ディテールがやや溶けている感はありますけど、これくらい写ればいいかな。

心配していた色は、まっとう。


朝日が強く当たり、色彩が一気についてくる時間帯。

ディテールの表現はやや弱いものの、なんやかんや、これくらい撮れたら文句なしというところには来ているかも知れません。


ZenFone max plus M1の大特長の一つ、800万画素の広角カメラです。

1600万画素のメインカメラは物理的な焦点距離が4mmに対し、広角カメラは何と2mm。

数字上2倍もの焦点距離差は大きく、ちょっと変わるんじゃなく、一気にズドンと広角化するので一瞬びびります。

切替は「広角」「通常」のアイコンをタッチするだけでボカシのエフェクトをかけながらスムーズに切り替わります。

何かのトリックや、電子的な加工ではなく、もろに物理的にカメラユニットが別々に用意されているので、直球の独立800万画素広角カメラです。

カメラユニットが別々なのだから、広角も1600万画素にすれば良かったのに・・・と言うのは簡単ですが、構造的に色々難しい事がありそう。

そのあたりの苦労話がどこかで聞けたらなぁ。


写りは、確かに、驚異のとか卓越したとかいう美辞麗句をつける所までは行けてないものの、こんだけ撮れたらホント満足だわーという所まで来てますね。


広角カメラは、レンズの歪曲収差がかなりきつく出ますが、逆にカチカチに補正して台形に引っ張られた画になるより、曲がりは曲がりのまま投げて来てくれた方が、漫画的な遠近感強調みたいで気持ち良いかも。


逆光で撮ってみましたが、変な補正で破綻せず、影は影のままというのも安心です。


ZenFone max plus M1は、シャッター音もまともです。

「カシャー!!!!!(大音量)」とかいう絶叫タイプじゃなく、PowerShotみたいに「カチッ」と控えめな音がするだけなので、騒音を気にせずにどんどんシャッター切って行ける。

表現力もこれくらいあればいいかな。

ただ、板1枚タイプのスタイルなので、やはり落としそうになってしまいました。

ソフトバンパーに無理やり装着したストラップに救われて、気を付けないといけないですね。

色々あるけど、ZenFone max plus M1は、継続してカメラとして使う意欲が湧いてきます。