2018年5月12日土曜日

Blutoothキーボードよりも、やっぱりVivoBook E203NA-464G

今回は、ZenFone max plus M1の入力環境パワーアップを狙って、手持ちのBluetoothのキーボードを接続(ペアリング)してみました。

もしかすると、ブログの作成作業なんかも、スマートデバイスのみでかなり快適に行えるかもしれない!?

実際に、8インチWindowsタブレット「東芝dynabook tab VT484」にて実績のあるマイクロソフトの「ウェッジモバイルキーボード」をペアリングしてみました。

キーボードの足のペアリング・ボタンを押下すると、スマートデバイスの画面に「このキーコード入力してね」的な画面が出るので、表示されたコードをキーボードに入力します。

しかし、これ、もたもたしていると受付が数秒で終了してしまう・・・。

とても簡単なはずなのに、素早くコードを入力終了しないとペアリング失敗となってもう一回違うコードで入力しないといけない。

むむ!?タイミングってこんなシビアだったっけ・・・!?

というわけで、思わぬ所で若干てこずりながらも、ペアリングが完了し、ツイッターなどをキーボード入力してみました。

どうなったか?・・・うううーん・・・結論を言ってしまうと、あんまり気に入る事が出来なくて、今回は使うのを途中でやめてしまいました。

理由を箇条書きにすると以下のようになります。

(1)スマートデバイスとキーボードがバラバラなので、快適な場所の調整がイライラする。

(2)日本語キーボードだけど、英語配列になる。

(3)VivoBook E203NA-464Gより入力の快適さが数段落ちる。

(4)かさばるので、スマートデバイスと同時に持ち歩くほどのメリットを感じない。


あれ、なんやろ!?

ですね。

8インチWindowsタブレットの時は、PCからタブレットに素早くチェンジ出来るのが楽しくて、キーボードの好感度は高かったはずなのに・・・。

小さなスマートデバイスに接続すると、不思議と変なガッカリ感がある・・・。

うううーむ。


マイクロソフトの名誉のために書かせて頂くと、このモバイル・ウェッジキーボードはとても優秀。

かっこ良いし、キータッチも問題ないです。

ただ、打ちやすい分、そこそこでかくてかさばる。

8インチのタブレットくらいなら、多少かさばってもいいかな?と思えたけど、めっちゃ小さいスマートデバイスとは、あまり一緒に持ち歩きたくない気分。

どうせかさばるなら、思い切って、モバイルPCのVivoBook E203NA-464Gを一緒に持ち歩いた方がすっきりします。

大きな編集作業は、スマートデバイスではあきらめて、モバイルPCにバトンタッチ!!

マイクロソフトのウェッジモバイルキーボードは、優秀とは言え、モバイルPCのVivoBook E203NA-464Gのキーボードと比較してしまうと、そこまでサイズに大差がないのに、キーの入力のしやすさはハッキリとVivoBookが上。

VivoBook E203NA-464Gは、キータッチそのものは、やや軽くて、そこまで極上タッチというわけではないものの、とにかく驚くほどにキー配置に癖がなくて素直なため、入力ミスによるストレスが皆無に近いです。

自宅での趣味のプログラム開発にも使っている、15.6インチフルスペックノートのキーボードと完全に張り合えるすげーやつ。


なんでここまで差がつくんだろう?(※個人的な感覚です)。

パッと見る限り、キーの配置そのものは大差なし。

ただ、キー同士が離れたアイソレーションタイプなのか、すき間なくぴっしりワイドなキーが敷き詰められたタイプなのか、という違いはありますね。

アイソレーションタイプの方が、入力ミスが起きにくい!?

とにかく、VivoBook E203NA-464Gは、今まで使ってきたモバイルノートの中では一番打ちやすいキーボードです。


ZenFone max plus M1と並べると、900g台の軽量とは言えども、ノートPCはさすがにでかいですね。

でも、単にかさばるだけでなく、大量の入力作業などは100%確実に快適にこなせるのが最初から分かっているため、持ち歩く気持ちにはなります。

それに、マイクロソフトは、自社でのスマートデバイス展開をやめ(流通している分のサポートのみ継続)、androidで展開していく方針になったので、かつてないほど、スマートデバイスとモバイルPCの連携は密になり、それもプラス要素です。


それと、VivoBook E203NA-464Gはやっぱり良いですね。

値段は安いけれど、HDMI、USB3.0 USB type-Cと、さまざまな端子を省略しないでフル搭載した上での薄さを追求しているし、いわゆる高級品志向の向きからは揶揄されがちな樹脂ボディを採用しているけれども、それが軽さと、樹脂ならではの手触りのサラサラ感につながっていて、個人的にはむしろこれがベストと思ってしまうくらい、好感度が高い。


androidは7.0になってから本当に良くなりましたが、まだまだいざという時にWindowsではない、という所で不安もあります。

そこで、VivoBook E203NA-464Gがあるととてつもない安心感。

スマートデバイスと、それに見合った快適で軽量で値段も手ごろなモバイルPCのコンビ、これが最強になりそうな勢いです。

ただ、ASUSの快進撃がこうも続くと、本当ならば、この位置に一番いて当然だった日本メーカーが、いつの間にか完全に消えて無くなってしまったのは寂しいを通り越して悲しいですね。

モバイルが作りにくい苦しい時代にあれだけ頑張ってモバイルPCを作っていた開拓者だったのに、今は何も残さず消えてしまった。

富士通LOOX Uシリーズや、東芝リブレット、あれらが今の技術で進化していたら!? そう思わずにはいられません。

カメラや入力などは、もう、性能とかスペックじゃなくて、物理的な使いやすい形をしていないスマホ(スマートデバイス)は、今はちやほやされているけれど、長い目で見るとどうだろう。

歴史は繰り返すというけれど、未来の若者とかは、逆に「板きれ一枚ではない、ちゃんとした形をした専用機の良さ」に気が付き、逆に「スマホってダセェわ!!」と専用機を推し進める未来がやって来る!!こともあったりして。

専用機が復活する未来(あれば)では、日本がまた手のひらモバイルPCで輝いているといいなぁ・・・。