2018年5月4日金曜日

PowerShot G1X Mark3は、小さなAPS-Cカメラの決定打

このところ、PowerShot G1X Mark3の欲しさが一層強まり、なかなかお金無くて買えないのが辛い所。

しかし、またしても欲しい気持ちが高ぶり、実機をさらに色々操作してみて、やっぱりこのカメラは「小さなAPS-Cカメラの決定打」だという思いが強まりました。

このカメラはすげーーーーぜ!!!!


純粋にスペックだけ見ると、キヤノンのDiGiC-7世代のカメラって、登場時期で機能に多少の差異はあれども、画質などの基礎は横並びなんですよね。

そんな中でも、やはり、PowerShot G1X Mark3は、超高画質カメラ群の中にあって突出した小ささと軽さで目立つ存在です。

もっとハッキリ言ってしまうと、オンリーワン。

これしかねぇ!!

だいたいからして、超高画質カメラの中で、付けるレンズだので条件をつけない、本当に小さくて軽いボディで、なおかつ、マニア向けの尖った製品ではない誰もが安心して使える実用性の高さを備えている・・・ってなると、もうこれしかない。


キヤノンが推し進める素晴らしいラインナップに、レンズ交換式のミラーレスカメラ「EOS Mシリーズ」があるのですが、その将来性や性能は十分認めた上で、PowerShot G1X Mark3を超えているのかというと、なかなかそうでもない、かも知れない。

特に、小ささを求めてしまうと、意外と厳しいのです。

PowerShot G1X Mark3を手にとると分かるのが、かなり高さを抑制しているのです。

対するEOS Mは、レンズ交換式ゆえ、望遠レンズや大型レンズの装着を想定せねばならず、前のめりの重量配分を考慮してグリップを縦方向に延ばさざるを得ず、でけぇです。

あと、EOS Mの小ささは非常に限定的で、キヤノン自慢のEFレンズ、EF-Sレンズ群を装着すると、もはや薄さのメリットは完全に消失してしまいます(マウントアダプターでレンズ全体が前方に張り出すため)。

度合いにもよるのでしょうが、真に小さいASP-Cカメラを求めると、ここで一気にPowerShot G1X Mark3しかなくなります。


システムとしての発展性を求めるなら、EOS Mを買うべき・・・なのかどうか、なかなか疑問。

やはり、結局はレンズでリバウンドするのであれば、そもそも別にちゃんとミラーレスの機能が含まれている一眼レフカメラが良いんじゃないかなぁと。

フィーリングの差は圧倒的で、たとえば!!

これは悪口とか批判ではなく、純粋な個人的な感想なんですが、EOS Mのガチャガチャしたフィーリングの後で、一眼レフの中でもローエンドとされる「EOS KISS X9」を使うと、EOS KISS X9が圧倒的に気持ち良く、正直、ミラーレス専用機が(その瞬間は)選択肢から消え去ります。

今後、フルサイズミラーレスや、EOS 7Dクラスの置き換えが発生すると思いますが、1Dや7Dは極上の中の極上フィーリングなので、どうやって納得させるんや・・・と不安になってしまうくらいミラーレスはフィールが良くない(※単なる個人的な感想です)・・・。

何か手はあるのか・・・。

となると、全てを備えた一眼レフEOSと、このPowerShot Gでいいんじゃないか、ますますPowerShot G1X Mark3欲しーーーぜ!!

などと、G1X Mark3を買う理由を探しまくるのでした。