2018年10月27日土曜日

EOS KISS M 対 PowerShot G5X

実はまだ時期は未定なのですが、三脚禁止の場所で、本格的にカメラ手持ちによる夜景撮影をする予定があります。

もちろんEOS KISS Mで撮りたい!!というわけで、EOS KISS Mを持って行くのですが・・・ふと思ったのが、PowerShot G5Xの方が向いているかも・・・。


↑センサーと映像エンジンの性能だけを言うと、もちろん、キヤノン最新プロセスAPS-Cセンサー搭載のEOS KISS Mの方が優位なのは明らかなのですが・・・。

センサーの違いをかなり埋め立てて来るのが、やはりレンズ!!

PowerShot G5Xは、1インチセンサーという、立派な高画質を誇るセンサーを搭載していますが、あくまでもAPS-Cセンサーと比べてしまえば、相対的には小さなセンサーになります。

その小ささだからこそ可能な、APS-C換算で15-63mm F1.8-2.8という、とんでもねぇスペックの大口径ズームレンズを本体に内蔵しています。

1インチセンサー機は、一も二もなくISO感度を上げさえしなければAPS-C機と比べても簡単には負けない高画質を発揮してくれます。

この「ISO感度を上げさえしなければ」を可能としてくれるのが、まず明るいレンズ!!

絞り開放F/1.8、望遠端でもF/2.8の明るさはハンパじゃないです。

その上で、シャッター速度を遅くして取り込む光を増やすことがポイント。

ただし、どこまでシャッター速度を手持ちで遅く出来るのか?

経験上、安全マージンを取って、広角側で言えば、出来れば1/15秒は欲しいし、ギリギリで1/8秒で、1/6秒になるとギャンブル性が高くなる・・・という感触です。


↑では、取り回しの良さはどっちが上だろう?

まずは、その小ささと使いやすさに惚れまくっているEOS KISS Mですが、そのEOS KISS Mさえも超える小ささと軽さを誇るのがPowerShot G5X。

しかも、公式に「高級機」なので、ダイヤル類、キー類を充実させているのになお小さく軽いというのはただ事ではありません。

(キー充実の反面、G5Xは、世代的にまだ液晶を「タッチパッド」としては使えないため、今や必殺技と言える「タッチ&ドラッグAF」は搭載出来てないのですが。)

EOS KISS Mも、G5Xも、どちらも、このビックリの小ささ。

混雑する場所で撮影する際にも、EVFを使いさえすれば、撮影時にカメラを顔面に密着する形になるため、結果的には空間占有率(邪魔度数)は、ほぼカメラなしの時と同等。

人様の邪魔になりにくい、というのは、やっぱり非常に重要な事で、両カメラともこれは楽々クリア。

後は、画質。

取り回しの良さは、実質的にはやはりほぼ同等か・・・。

やっぱりここに行きつくのか。

どのくらい低いISO感度に抑えて撮れるのか・・・。

G5Xでは、具体的には、ISO感度125・・・は無理でも、250・・・行っても640以下には抑えたい。

EOS KISS Mでは、ISO感度1600くらいまでで何とか出来たら嬉しいなぁ。



色々考えたのですが、手持ち夜景撮影の当日は、どっちかに絞るのではなくて、両方持って行ってみようかなと。

冷静に考えたら、両方ともとんでもねぇ小ささなんだから、全部持って行っても荷物が重くなったりしない!!

そうだった・・・。

カメラ2台体勢というと大げさになってしまうけど、G5XとKISS Mならば、併せてもまだ小さくて軽いものなぁ。

EOS KISS MとPowerShot G5Xの2台を持ち込み、両方で撮って行けばいいのか。

というわけで、その夜景撮影に行くとなったら、片方だけを持っていくのではなく、両方を持って行き、余力があれば両方で撮るように心掛け、結果を見比べてみたいと思います。