2018年10月13日土曜日

EOS KISS Mのリモートスイッチに悩む

EOS KISS Mの数少ない悩みの一つが、有線のリモートスイッチが使えない事です。

EOS KISS X7やPowerShot G5Xでは使えるので「なんで?」という感じですが、Bluetoothの無線版に変わったみたいです。

というわけで、仕方ないからそのBluetooth版リモートスイッチを買うか!と思ったらなんと売り切れ!!


↑お店に取り寄せをお願いするか・・・とも思ったのですが、その前に、手持ちのものを有効活用してみよう!と気持ちを切り替え、スマートデバイス(スマホ)アプリの「キヤノン・カメラコネクト」を試す事にしました。

これに、リモートライブビューという機能があって、無線のリモートスイッチと同じ事が出来るはず。

しかし、まずBluetoothで接続しようと思ったら、私のZenFone max plus M1とはなんか相性が悪いのか?? 何回やっても「ペアリング失敗しました」となるばかりで接続できず!

なんでやねん!! という事で、Bluetoothはあきらめ、普通にWiFiで接続してみました。

この時点で、既にかなり気落ちしてます。


↑WiFi接続するぞい。

まずEOS KISS M側のWiFiを使うように設定をし、次にZenFone側のWiFi接続先設定でEOS KISS Mを接続します。

アプリのカメラコネクトを起動すると、ちょい待ち時間があって、いよいよEOS KISS MとZenFoneがつながりました。

最後にアプリのメニュー画面から「リモートライブビュー撮影」を選択すると、いよいよリモートスイッチとして使えるのですが・・・うううううーーーん???

なんか、やりたい事って、ここまで大仰な事だっけ・・・??という疑問が襲ってきます。

有線のリモートスイッチだったら、単に線のコネクタをカメラにスポッと差し込んで終わり、なんだけど・・・。


↑珍しく(?)テンション下がりつつ、リモートライブビュー撮影を開始すると、その名前の通りなんですが、単なるリモートスイッチじゃなくて、EOS KISS Mの見ている風景がライブビューでリアルタイムに表示されます。

カメラから離れたり、見えない位置からでも、ファインダー像がしっかり確認出来るわけです。

「あれっ!!」有線のリモートスイッチより接続が面倒だしバッテリー消費するし、気落ちしていたのに、ここから急激に回復!!


↑しかも、ただのファインダー像の確認をするだけーではなくて、タッチでAFが出来る!!

本体の操作を一切せずに、ZenFoneの画面で、AFの場所を自在に変えられる!!

こ、これは!!


↑さらに、シャッター速度、絞り、ISO感度も、EOS KISS Mのタッチパネル操作と同等の操作感でコントロール出来ます。

バルブ撮影も可能で、その場合は、一回目のアプリのシャッターボタンタッチで撮影開始、二回目のタッチで撮影終了となり、ずっとボタンを押し続けている必要は無いです。

接続は有線ケーブルよりは面倒ですが、得られる機能が激スゴなのでここで一気に大逆転で、気持ちが晴れ晴れとして来ました。


一度設定さえしてしまえば、以降は、この本体脇のWiFiボタンを押すとZenFoneと簡単に接続できるようになりました。

リモートライブビューかなりの機能。

ただ、元に戻るのですが、ここまで大袈裟じゃなくていいんよね。

接続待ち時間とかあるし、だいたい、こんな大袈裟だとZenFoneのバッテリーまで結構食いそうだし、長時間の夜景撮影なんかだと大丈夫かな?

とりあえず、Bluetoothリモートスイッチを発注する前に、まずはアプリのリモートライブビュー撮影でどこまでやれるか確認してみたいと思います。