2018年11月14日水曜日

7年前のCore i7-2630QMと、今の8750Hを比較してみる。

ノート用のCore i7として、7年前に誕生した2630QM。

しかしまだまだパワーがあり、特に、低消費電力向けのCPUに対しては、たとえそれが最新世代のものであっても圧倒的大差で2630QMが快適という状況です。

では、今のゲーミングノートPCに搭載されているCore i7-8750Hとはどれくらいスペック差があるのか?

気になるのでちょっと比較してみました。


モバイルCore i7比較
項目 2630QM 8750H
プロセスルール 32nm 14nm
物理コア数 4 6
論理プロセッサ数 8 12
クロック 2.0GHz 2.2GHz
最大クロック 2.9GHz 4.1GHz
L2キャッシュ 256KBx4 256KBx6
L3キャッシュ 6MB 9MB
メモリ DDR3-1333 DDR4-2666
メモリ帯域 21.3GB/秒 41.8GB/秒
TDP 45W 45W
内蔵GPU HD3000 UHD グラフィックス 630
↑当然ですが、8750Hの方が全てのスペックが上ですが、途中でスマートデバイスやタブレット対応に開発リソースを削がれたという事もあるのか??・・・7年間というコンピュータにとってはとてつもない時間がかかっているのにしては、思ったよりは差が少ないな?という気がします。

特に、物理コア数は第7世代まではずーーっと4が最高で、ようやく8750Hの世代になって6に増加したくらいで、紆余曲折を感じさせますね。

当時は、今頃は64コアとは言わないまでも、最低限でも8コアにはなっていて、上位は16コアか32コアくらいは行ってるであろう・・・とか思っていました。

その代り、ZenFone max plus M1などの優秀なスマートデバイスが低価格で買える世の中になっているので、とんでもない未来にはなっていますが。

ともあれ、この8750Hは、2630QMから見ても、買い増しをするに値するハイパワーなのは確かな事で、搭載ゲーミングノートPCは極めて魅力的でいいなぁ。