2018年11月24日土曜日

メインRAM 16GBに増強したAspire 5750Gで、いよいよ2400万画素RAW現像処理

手ひどい風邪に苦しめられていましたが、ようやく体調が戻ったため、本日はいよいよ外出してEOS KISS Mで色々と写真を数十枚撮って来ました。

そして、いよいよ、メインRAMを16GBに増強してから手持無沙汰のメインPC「Aspire 5750G」でもって、2400万画素のRAW現像をかけてみました!!


■メインRAM-4GB時代はどうだったのか?

ずばり、RAW現像ソフトのDPP4.0が挙動不審になりやすかった!

ディスク使用率が100%になるため、処理が長時間フリーズしたり、そのうちウインドウが点滅を繰り返す・・・。

良い時は良いのでだましだまし使っていたのですが、これはさすがにマズイなとうなだれるくらいの厳しさはありました。


■メインRAM-16GBでどうなったか!

↑まず手始めに2000万画素のPowerShot G9X Mark2のRAW現像を数十枚やってみました。

最初は4GBで間に合っていたのですが、みるみるうちにメインRAMの使用量が上がり、5GBを突破。

PowerShot G9X Mark2の時は4GB足りていた気がしてたんですが、こうしてみると、既に2000万画素のRAWファイル現像の時点でアウトだった事が判明しました。

Windows 10マシンだから、色々な処理を同時にしながら・・・というのもあるわけですが、それでもやっぱり4GBは限界だったのか・・・。


↑いよいよ、2400万画素のRAW現像を数十枚一気にかけてみました。

まず、重要なのが、別にメインRAM-4GBでも、メインRAM-16GBでも、写真1枚当たりの最高処理スピードは全く上がらないという点です。

調子の良い時の4GBと、16GBは互角。

ただとてつもなくデカいのは、DPP4.0がフリーズしたり、挙動不審になったりしない(!!)ため、たとえ1枚あたりの最高速では何の変化もなかったとしても、作業全体としては、挙動不審の時間がなくなるために、トータルで何倍も速い(!!!)って事です。

いやーDPP4.0の挙動不審が消えたのは本当に本当にでかい。

一定のペースで現像処理が続くので、4GB時代と比較して、現像済枚数がカウントアップして行くペースが驚きの速さ。

ただ気になるのは、CPUのクロックや使用率が上がらない点。

なんで? まだスペック上は余裕があるじゃん・・・などと思ったけど・・・。

冷静に考えると、多分、CPUの温度が上がり過ぎていて、スピードアップできないんじゃないかなという気がします。


↑と言っているうちにも、なんと、みるみるうちにメインRAMが6.8GBも消費されてきました。

こんなメインRAM食ってたんかい。

そりゃあメインRAM 4GBではスワップとかも激しく、処理がきついはずだわ・・・。

逆に、4GB時代は、HDDがゴロロロロロロロガガガガガガっと死ぬほど唸りを上げまくってましたが、メインRAM 16GBになってからは静かで驚きます。

思わぬ効果として、これ、HDDの寿命まで伸ばしてくれるかも?


↑ただ、行っても6GB強、7GB弱、くらいなのだから、16GBも搭載したのは多すぎて無駄なのか? と言うとそうでもないです。

メインRAMの利用状況をリソースモニタで見ると、実際に使用されている容量とは別に「スタンバイ」というシステム全体を高速化しうるキャッシュエリアがガンガン確保されまくってます。

メインRAMは死蔵される事が無いなぁというところ。

すぐにもPCを買い替えないとマズイかも・・・と思った時期もありましたが、もちろん経年劣化があるために必ずAspire 5750Gの後継機は必要になるのですが、メインRAMを16GBにした効果はまさに劇的で、システム全体が安定化し、壊れさえしなければ、Aspire 5750Gは十分に2400万画素時代は乗り越えられると確信しました。

さ、3000万画素はさすがに無理かな??