2019年1月1日火曜日

2018年大晦日の凍れる朝の町歩き撮影

今年は年末年始にどうしても休めない仕事が続き、体調管理のために朝の町歩き撮影は自粛していました。

しかしさすがに大晦日の風景は写真に残しておきたい!

RAW現像用のマザーシップPCが、パーツ換装によって、また昔の栄華を完全に取り戻したという事もあり、安心してEOS KISS Mの2400万画素RAW写真を撮れる!!


↑久しぶりに朝の町歩き撮影に出ると、朝という事もあってか、愛車のアイがカチカチに凍結してました。

ここから撮影スタート。

機材はすべてEOS KISS Mと、EF-M 15-45mm F3.5-6.3 IS STMレンズ、EF-M 55-200mm F4.5-6.3 IS STMレンズですが、このトリオは鉄壁ですねぇ。

どんな機材を導入したとしても、すぐに従来の手持ちの機材と混ぜて使うのが通例だったのに、EOS KISS Mを購入させて頂いて以来、(PowerShot Gは例外としても)ずーっとEOS KISS Mばかり使っています。

心に清い鐘の音が響き渡るほど、絶対的に素晴らしいカメラです。

しかも、一眼レフと比較して明快に負けているポイントが見えているのに、なおEOS KISS Mを指名で持ち歩いているほど、かつてない魔力あるカメラです。


↑雪が残っているのが、今となっては、いかにも大晦日の風景っぽくてありがたい。

EOS KISS Mは、優秀な操作性とバリアングル液晶で、本当にアングルが自由に解放されました。

欠点は見えているカメラなのに、ぐいぐい引き込まれてしまうほどのオーラあるカメラです。


↑カシッ、カシッ、という、一眼レフの極上フィーリングとはまた異なるものの、力強いメカシャッター音。

最初はどうしてもEOS KISS X7や、EOS 7Dなどの、そうそうたる一眼レフの名機のフィールの前に「EOS Mは使いたくないなぁ」と思っていましたが、力強いメカシャッターは、まる一日くらい聞いていると慣れてきてむしろ気に入っています。

決して一眼レフは超えていないけれど、未来はもうミラーレスのものなのだから、超える必要はもはや無い事に気が付いた。

むしろ、凍れる朝を、この未来の音と共に歩むのも悪くはない、そう思い始めているのであった。


↑冬の朝らしい場所とは、どこであろうか?

そう思いを巡らせた時に、頭が向いたのが天沼であった。

なるほど、沼の水がすっかり凍結し、秋までとは異なる風景がそこにあったのである。

ほーこれはいいなぁとEOS KISS Mのメカシャッター音を楽しむのであった。


↑ひょえー、こりは思ったより凍とんや!!

沼の水が凍り付いていて、鳥も休んでおらぬではないか・・・。


↑と思ったら、凍っていない場所を探してかもちゃんが休んでいた!

が、あっという間に飛び立ってしまい、あわてて向けたカメラがちょっとむなしい。

こういう瞬発力が必要な撮影は、一眼レフの方がやりやすいのは確かだけど、EOS KISS Mほどの性能があれば、もうこれ以上は必要ないとも言えるし、難しいところ。

今は、なんでもかんでもカメラがやってくれるので、プロカメラマンなんかは、むしろ自分の腕がなまるのではないか?と恐れを抱いているのではないか?

逆に、憧れのプロカメラマン達には、カメラの機能に喜ばずに、腕がなまる恐怖を嘆く高次元の存在であって欲しい、そう思うのであった。


↑たまーにかもちゃんが飛来しては、カチカチに凍った水面に辟易して飛び去るのであった。

EOS KISS Mは、EOS 7Dほどパーフェクトなカメラではないため、静物モードから動体撮影モードに瞬間的に移行するような芸当はない。

だがしかし、ボタンカスタマイズと、操作の練習によっては、そこそこ近づけたりする。

EOS KISS Mは、そんな切り替え操作の手間も楽しい。


↑小鳥が凍った水面の上を、とまどいながら歩いている姿が愛らしい。

せっかく休もうとしたら、カチカチに凍っていてビックリという。

早く春が来ないものか。

凍り付く空気の中、世界でも一番だと思える小さくて素晴らしいカメラを握る事の出来る幸せ。