2019年1月4日金曜日

MSIのPS42に未練があり、再度確認してみるが・・・

薄型の高性能ノートPCの中でも、特にワンランク上、いわば「準ハイパワー型」とでも呼べるノートPC・・・その中でも有望な「MSI PS42」にかなり未練があり、再び確認して来ました。


↑やはり、デザインは素晴らしいの一言です。

細かい意匠に頼らず、金属プレート削り出し感で勝負する高級感は、誰もが直感的に「これはただものではない」と感じるのではないでしょうか。

筆記具にたとえるならば、製図用高級タイプとでもいいましょうか。

しかも、持ち上げた時にも十分軽く感じられ、テンションは急上昇します。


↑MSI PS42のみどころは、確かに高級感も素晴らしいのですが、ある意味その高級感を前に「そんなものよりも」と、せっかくの高級感をそんなもの呼ばわりしても許されるであろう、冷却システムのしっかり感です。

薄型ノートでCore i7-8550U搭載というと、真夏に異常過熱してあえなくパワーダウン、Core i5に負けてしまう未来さえも見えてしまいますが、MSI PS42は、とにかく冷却システムをアピールしています。

実際に確認すると、CPU部分とGPU部分に冷却ファンが独立して装備され、吸気から排気まで、目で見てもはっきり高効率であるのが分かります。

正直、MSI PS42を見た後だと、他のCore i7搭載の薄型ノートPCは「ホントにこんなボディで大丈夫かいな????」と、心臓から絞り出すほどの凄まじい不安が出てしまうほどです。


↑タスクマネージャで確認すると、Core i7-8550Uは、高いクロックでビュンビュン動作しています。

長時間の負荷がかかった時も、MSIが強くアピールしている冷却システムがあるため、パワーダウンしにくい = 相対的に他のノートPCよりも高性能機となりえる感があります。


↑そこまで入れ込むなら、もうアンタ買った方がいいぜ!という段階に到達するのですが、MSI PS42最大にして圧倒的な弱みがこの変なキーボードです。

変なというのは、配列です。

店頭で、なんとか、MSI PS42をかばうために、必死に入力を繰り返してみたのですが、¥(長音)キーと、アンダースコアキーは、ブラインドタッチできない気がする。

また¥(長音)キーとアンダースコアキーは使用頻度が地味に高く、なかなかつらいところ。

慣れればいーーじゃん、慣れろよ、と言われそうですが、14インチノートPCなのに、どういうわけでWindowsガジェット機と同じ辛酸を舐めなければならないのか、だんだんと納得できなくなり、テンションが急落してしまいます。

キータッチの感覚そのものはプチプチとほどよい手ごたえがあり、良質であるため、なおさら厳しい。

近くの方にも聞いてみたのですが、MSIのPCは、やっぱりこのキーボードがネックになっていると言っていました。


↑MSI PS42は、デザイン満点、スペック75点(メインRAMが16GBあれば満点)、値段90点の極めて良いPCなのですが、やはり、何度チャレンジしても、キーボードがどうしても食えない。

あと、地味にスペースキーが長すぎて、どうも感覚が合わない・・・。

そうこうしてるうちに、そこまで苦労して、ノートPC買わなくてもいいや感が出てきてしまいました。


↑本当にMSI PS42は惜しい。

正直、欲しい。

だが、他の部分ならともかく、キーボードだけは自分に合わないものは、後々致命的な毒になって回ってくる予感がしてアカン。

ただ、これほど良さげなノートPCを前に、引き下がるのも辛い・・・どうにかして何とかならないか、ちょっと今後も少し考えてみたい。