2019年3月21日木曜日

GoogleのSTADIA発表で日本の家庭用ゲーム機は大きな転換点に?

ついにGoogleがストリーミングによるゲーミングサービス「STADIA」を発表しました。

コントローラーだけ買えば、PCもスマホもどんな端末でもゲーム機になるという(一見すると)夢のようなサービスです。

もちろんこのストリーミングによるゲーミングサービスは、とっくにプレイステーションがやっているような事ではありますが、Googleがやり始めてから初めてこの方式を知る方もおられるようで訴求力は相当に凄い様子。

日本の家庭用ゲーム機はただでさえ大きな流れが出来ています。

ソニーがヴィータ(全携帯型プレイステーション)を正式撤退したため、携帯型ゲーム機は任天堂の専売となり、すなわちプレイステーションから任天堂スイッチへの転換が急速に進んでいる最中です。

時代がソニーから任天堂に急激に移り変わろうとしている中、突然Googleの「超」カジュアルなストリーミングサービスが横から殴り込んで来るわけで、今後どうなるのか? なかなか先が分からない時代になりました。

ただ、STADIAが万全か?というと、性能面でどれくらいか??体験してみないと分からない点が多いですね。

ストリーミングサービスは、自己責任でどれだけ品質の良い回線を用意出来るのかにかかっています(Googleなのでサーバー側は大きな問題はなさそう)ので、手元にゲーム機を置いてプレイするよりもかなり個人差が出そうです。

Aさんは快適だけど、Bさんはダメとか、そういう個人差が容易に考えられます。

この個人差を吸収しようとしてるのが家庭用ゲーム機なので、カンタンに無くなっても良いとか言っていると回り巡って自分の首をしめそうな予感はします。

とは言え、世の中というものは、イメージや勢い一つで、良いも悪いもなく踏み潰して先に進んでしまうもの・・・日本の家庭用ゲーム機は大きな転換点を迎えるかも知れませんね。