2019年10月22日火曜日

ついに、RGのガンダムを買いました。箱だけでも芸術点高い!!

先日、長年塩漬けにしていたバンダイのプラモデル「HGUCシャア専用ゲルググ」を組み立てたら、相当に楽しくて、ネットで色々とプラモデルの事を調べてしまいました。

すると、とてつもない超高度技術で生み出された「RG(リアルグレード)」というシリーズがあって、自分の想像を二倍も三倍も超える大変な価値あるキットだという事に気が付かされました。


↑とにかく、見に行かねば!!とヨドバシカメラのトイコーナーに出かけてみると、ここ、むちゃくちゃ品揃え良くて本格的な模型店かという勢いですね。

RGガンダムもあったので、購入させて頂きました。

RG(リアルグレード)って、シリーズ自体は、立ち上げから結構時間が経過してるみたいで、ガンダムだけでなく、複数のキットがドドーンと登場してて、もーーどれを買うのか迷いに迷いましたが、やっぱり、直球で主役メカの「RX-78-2 ガンダム」行ってみようと。

ビックリしたのが、モビルスーツの顔をドアップにあしらった箱が、これだけでもアート作品として買って良いのではないか?と思えるくらい、しびれるカッコ良さ。


↑背景やシーン再現なしの、直球でガンダムのみに焦点を絞り込んだイラストで、戦闘で傷ついたり汚れたりしてない、整備されてピカピカな状態を誇示している珍しいテイスト。

今まで見て来た膨大なガンダムのイラストの中でも、トップ3くらいに入る素晴らしさです。

↑箱の横には、ちゃんとキットの説明が丁寧に記載されていて、わけのわからない芸術的なパッケージでも無いのがまたポイント高い。

ちなみに、最高峰のパーフェクトグレードも過去に買ってきましたが、なんか箔押しの名前だけでさっぱり分からんで1万円オーバー出せとかホンマ怖かったデス。

しかし・・・なんか、これ・・・あまりにも精密過ぎやしないか?? 真面目に小さい1/144スケールでやれてるのかというくらい濃密。

なんか体内の内部構造が写真に写ってるんですけど・・・こんなん作れるのか。

さらにコアファイターも完全再現!? ひええ。


↑プロモデラーが作った作例とは言え、ぱっと見、とても1/144スケールのキットの情報量ではない濃さ。

これ1/60スケールの間違いなんじゃ・・・と思わずにはいられない濃密さ。

なんかこう、自分に作れるものなんだろうか??という不安が盛り上がってまいりました。


↑今日は組む気はなくて、内部の確認だけなんですが、パーツ・・・。

ブッ!!

先日作ったHGUCシャア専用ゲルググでも、数年ぶりの組み立てだったせいか「部品こんなに多かったのか」と思ったけど、何倍あるんだRGガンダムというやつは!

額に変な汗が出て来る。

そもそも、パーツが細かすぎて、これが組みあがるとあのRX-78-2ガンダムになるというのが信じられないくらい。

細胞というか、破片というか、バンダイの開発者ってのは、宇宙人が攻めてきても、何らかの発明をして撃退して平和を守りそうなくらい凄いな。

まじでこれ1/144スケールなのか。

しかし、圧倒されること数分・・・だんだんと燃え上がって来た!!コレ作るの、むちゃくちゃ楽しい気がしてきた。


↑マニュアルが、とても立派!!

ぺら紙じゃなくてちゃんと製本されてて、表紙もぞくぞくするカッコ良さ。


↑マニュアルを読んでみると、なんか闇雲にスゲー感がモリモリ来ますね。

だいたい、1/144スケールって、今までどういう立ち位置だったかっていうと、小さいからそんなに複雑にできないんで、シンプルで簡単で安いっすよ!!的なキットだったわけですよ。

それか、1/100とかだと高額過ぎたりデカ過ぎるようなキャラクターの救済用スケールみたいな。

そこを!!常識を覆してバリバリに複雑高度にして来る!!

RGおそるべし。

なんというか、携帯ゲーム機をPSPやヴィータでドカンと進化させたソニーみたいな・・・ちょっと違うか。


↑さらに読み進めると、肝心要の組み立ての説明が、今まで読んできた多数の説明書の中でも、とびきり分かりやすい感じ!!

今までの説明書って、良くも悪くも手書きテイストで、読み間違えや見間違えが頻発してましたが、RGガンダムのは、CGイラストで実物に近づけてある感じがするし、カラーになってる!!

パーフェクトグレードの説明書すら、組み立ての部分はモノクロだったぞ。

これはストレス少なそうかも。

初心者お断りじゃなく、高度なキットもウェルカムみたいに、どえらい丁寧に進化してるなー。

まぁ、初心者を馬鹿にして切り捨てているようなものは、もう何につけても未来が無い時代って事なのかねぇ。


↑しかし、説明書や箱に完成品の説明が書いてあるけど、私みたいな長期のブランクある人間だと「これ本当に自分で作れるのか?」とか思ってしまう。

たとえば、大昔の子供の頃の話で恐縮なんだけど、アメリカのスターウォーズのプラモデルをワクワクしながら買ったんですよね。

作り始めて絶望・・・パーツは合わないからいちいち自力で加工し作り直さないといけない上に、死んだような目をしながら頑張って先に進んだら、そもそも入っているパーツが間違っていて、プラモ屋さんに持っていったら「自分で直せない人はだめだよ」コースでTHE END。

なんつー昔の話をしてんだ、バンダイはそういうのとは違う超すごいメーカーだぞ、最近ゲルググで思い出したろ!!とは思うけど、蘇る幼少のトラウマ。

そんくらい、RGガンダムは、想像を超えた大変な完成度で、見ただけではとても信じられないくらいスゲェって事です。

もしこれが自分でさくさく(?)組み立てられたら、バンダイの開発部にはプラモのノーベル賞みたいな賞くらい余裕で国があげて欲しいです(いやそんくらいこれはヤバイ)。


↑新しい工具も買おうかなーと思ったら、ニッパーがさんぜんえんとか高価過ぎて、今日の予算ではとても買えずにあきらめました。

そのかわり、300円台のデザインカッターが売ってた!!

まあ今使っている、ホームセンターで1000円以下で買ったニッパーもとても良いし、ちょっとこれで頑張ってみます。