2019年10月23日水曜日

一刻も早く感触を知りたくて、RGガンダムを地道に組み立て開始しました。

満を持してバンダイの超精密キット「RG・RX-78-2ガンダム」を購入し、週末に組み立て開始する予定でおりましたが、一刻も早く「RG(リアル・グレード)」の組立感覚を知りたくて、もう今日から組み立てを開始してみました。


↑このRG(リアル・グレード)は、とにかく"本物"を強調したとてつもないバンダイ入魂のキットですが、さっそく、軽くRGの洗礼みたいなものを受けました。

RGは、バンダイの驚異の技術である、"組み立て済み"のパーツ(フレーム)が沢山用意されているのですが、それに成型時に残存した「型」みたいなのが付いていて、自分で外さないといけない所があるんですね。

これ、とても細かくて小さいのに、なかなか硬くて外れない。

多分、手で無理やり外そうと努力すると、可動部分からパーツをぶっ壊してまさにデッド・エンドを迎える感じでしょうね。

ここは、ラジオ・ペンチ(長年の酷使で錆だらけですが)を使って事なきを得ました。

このラジオ・ペンチが無かったら、最初の最初で気力がかなり消耗してたかも。

RGを組み立てる前には、暗黙のうちに、最低限のツールは用意してないと苦労が数倍という感じですね。

モデラーの使う高度なツールまでは用意できないとしても、ホームセンターで1000円以下くらいのやつ。

簡単なラジオペンチ、ニッパー、精密ドライバー(パーツを押し込んだり外したりに必要)、各種カッターは用意してないと作業に詰まる所が色々出て来る。


↑さて、RGの組み立ての話に戻ります。

ニッパーで組立済フレームをランナーから切り離したら、カッターで切り離し跡のバリを少しづつ削って整えて行くわけですが、RGで衝撃的なのは、プラスチックが柔らかくて(!!)、ちょい硬いチーズみたいに滑らかに削れて行く感じ。

HGUCのカチカチのプラスチックとは素材感が全く違うので、「なんだRG!!」という感じ。

むしろ削り過ぎて凸から凹みに転じてしまわないように慎重にならないとアカンですね。


↑全体的にパーツが本当に小さい上に、とても精密。

切り離したパーツのバリをカッターで削って整えているわけですが、なんかこう、気持ちよく集中できるというか、落ち着きますね。

自宅の事情ですが、節電で薄暗い居間のテーブルで作業してるので、暗くてよく見えないのが今日の泣き所・・・。

写真は少し明るく見えますが、これは、愛用のカメラ「PowerShot G9X Mark2」の性能が良いだけで、薄暗くて削り作業が危ない。

これが、電気を明るくすると、家族が「節電!!」ってキレるので明るくできねぇんですよね。

東北電力、そろそろ節電やめていいっすか・・・??


↑今日のところは、ガンダムの足首だけ組み立ててみました!!

足首だけですが、かなりのパーツ数です。

ただし、パーツ数は多いのですが、組立は気持ち良いです。

どういう事かというと、まさに驚異の精度、製造技術なんでしょうね、パーツ同士を組み合わせると、スウッと滑らかに吸い込まれるように噛み合って、「あれっ!!」と声が出そうになります。

世界でも一番とかそんくらいの精度が出ている気がする。


↑今日は撤収です。

組み立てた足首を紛失しないように、ジッパー付き袋に入れて、パーツと一緒に箱に戻します。

少ししか作業できてないけれど、十分に楽しかった!!


↑RGを組み立てた経験がなく、複雑高度な完成品イメージを見ながら、「自分でこんなのが組み立てられるのだろうか?」などと焦りを感じていましたが、ちょっとだけとは言え、組み立てを開始できて、展望が開けて来たために一気に安心出来ました。

もう着手したので、せっかく良いものを買えたのに、組まずにそのままコレクションとして積み上げてしまう恐れもなくなったし・・・。

しかし、プラモデルって良いものですね。

繰り返しになりますが、パーツを切り取って、カッターで地道にバリを削ってると、しんしんと集中できて、心が癒されるというか落ち着きますねー。

マイペースで少しづつ組んで行きたいな。