2019年10月22日火曜日

アイばかりでも何なので、ホンダのS660のトミカ!!

アイの1/64ダイキャストモデルに引き続いて、次に好きなクルマの「ホンダS660」のトミカを買ってみました。

アイのトミカも探したのですが、どうやら販売終了してて、店頭での購入は不可みたいですね。


↑個人的には、世界のどんなスーパーカーよりもアイと、それにS660が好き。

S660は、「相手を威嚇する凶暴な顔」とは真逆の、落ち着いた端正なルックスで、今こそ心に響きます。


↑トミカですが、妙にパッケージがビニールによって厳重梱包されてて、意図せずにプラモデルを作るために用意してた工具類が役立ちました。

トミカって、イメージとしては、文房具店のペンのように、棚にむき出しのまま並んでいて、ガチャガチャ取り出して買うというイメージだったんで、丁寧に梱包されているのにヘェーでした。


↑トミカってノンスケールかと思ったら、車種毎にバラバラですがスケールがあって、S660は1/56になっているんですね。

1/56と小さいだけあって、フロントマスクは若干不鮮明なので、パッと見の印象はディテールが溶けていて精密感があるとは言い難い感じ。

S660だけの話ではないですが、トミカは、この感じですと、アイやスープラ、ランボルギーニみたいな、グリルの無い(グリルレス)モデルは良いとして、S660のようなフロントグリルがチャームポイントになっているモデルは、不鮮明さが足を引っ張り、若干不利なのかな?という印象はありますね。

とは言え、S660のフォルムは、実車を見た時の「おS660か、いいな」という印象をなかなかうまく再現できている感じで好ましいです。


↑S660最大のポイントである、車内が中肉中背で再現されてて、かなりポイントが高いですね。

こうしてみると、S660は、乗員がきっちり真ん中に座っているんですね。

FRだと、乗員のヒップがタイヤのすぐ近くにあるのが美点みたいな感じですが、S660は、タイヤよりも、乗員とエンジンが密着するくらい近いのが分かります。

自分の背中がすぐにバルクヘッドで、エンジンがうなりをあげる・・・レーシー感がどれほど凄いのか、観ているだけでわくわくしますね。

アイは、極力ミッドシップの癖を遠ざけようとして、ありとあらゆる手を尽くし、それが昇華されて、独特のアイ・フィールとも呼べる独自の感覚を獲得してますが、S660は、誰もが想像する素直なMRスポーツという事で、王道はこちらが歩む、もとい、走る!!という感じではありますね。


↑S660は、乗員の直後にエンジンが乗ってて、エンジンフードが高く、ルーフとリアをなだらかに繋ぎ、まるでスーパーカーみたいなフォルムを生み出しているのがうまい。

こうしてみると、もっとS660のエンジンフードには派手なスリットが入っているのかと思うと、小さなスリットが真ん中にポツンと空いているだけなんですね。

しかもこのスリット、開閉する特徴的なリアウインドウのすぐ下に開いているので、真冬は排熱でウインドウが凍結しなかったり、凍結してもすぐに溶けて安心な気はしますね。

こうしてみると、MRだけあり、ふんだんに使えるエンジンルームのサイズに余裕がありそうなので、将来的には、最新マシンである三菱のekクロスのように、660ccエンジンの苦手な領域を電気モーターでアシストして、発進から高速域まで全域で余裕のパワーをもたらすマイルド・ハイブリッドモデルも出ると良いですね。

パワーだけなら、ピュア電気モーターのアイ・ミーブが最強パワーとは言え、パワー出すとバッテリーがすぐに切れるっぽく、そのパワー生かせねぇ状態なんで、やはりハイブリッドが安心なのかなぁと。


↑サイドビューですが、MRと聞けばイメージする「サイド・エアインテーク」があり、チャームポイントとなっていますが、S660と言えども、派手なスリットにはしておらず、慎ましい感じですね。

三菱ディーラーさんから頂いた非売品のアイ・プルバックカーと並べてみました。

こうしてみると、S660は、オープンカーではなくて、タルガトップなので、安心感は大きそうですね。

密かにボディ剛性の高さで鳴らすアイと比較すると、やはりルーフが切れているのは心配で、昔のフェアレディZ(Z32)に用意されていた、Tバールーフのようなものがあればと思ってしまいますが、余計なお世話ですね。


↑S660のエンジンをぴったり背中に背負ったワイルドな感覚は、アイとはまた違った大いなる楽しみがありそうで、やはり実車を所有したい気持ちはありますね。

ただ、毎年なんですが、S660が欲しい気持ちは、東北の苛烈な冬で、いったん雪が降ってしまうと春先まで全く消えてしまうのが悩みどころ。

雪がふってしまうと、アイの頑強なコクーン・フレームの包まれ感の心に染み入る感は圧倒的なので・・・。


↑アイが無かったら、オンリーワンのMRモデルとして、S660は無理してでも実車を買っていたはずです。

実のところ、アイは、いつか買うS660の練習用とか甘く見ていた時期もあるにはあったんですが、今ではすっかりその魔力にとりつかれて、S660買うよりも、アイ・ミーブ(アイミーヴ)買う可能性の方が遥かに高い状況ではありますが、S660いいなぁという気持ちは変わってません。

こういうスパルタンなマシンが、日本車の安心感とともに用意されているという事そのものが素晴らしいですよね。


↑ちなみにこれが今日の私の愛車のアイ(本物)ですが、大雨・・・。

そう、日本でミッドシップマシンというと、どうしても屋根が取れるマシンになってしまうので、悪天候になると快適性が変化してしまうのが悩みどころ。

大雨だの、積雪だの、悪条件の時にでも快適性に一切の陰りが無いミッドシップマシンは、アイしか無く、これがまた今からの季節で圧倒的な魅力を立ち上げて来るのがまたデレデレです。