2020年2月7日金曜日

ekカスタムターボを初めて長距離通勤に使用。立派なクルマ!!

愛車のアイを整備中につき、ディーラーさんのご厚意でお借りできた代車のekカスタムターボ。

初めての長距離通勤に使わせて頂いておりますが、結論から言うと、びっくりするくらい立派なクルマで、しかも、立派なのに、日本が世界に誇るミニサイズ軽規格に属するクルマであるため、たとえば、病院の駐車場や、狭い路地、人様の傍を通過しなければならない時も、すいすいノーストレスで走れるのは嬉しさで腰が浮くようです。


スタイリングがワゴンで個人的にナンバー2!!

↑まず、毎日乗るとなると、やっぱり自分が好きになれるかどうかというのが最大のポイント。

その点、ekカスタムは純粋にカッコ良い!!

軽とか普通車とか抜きにして、ワゴンの中では、個人的にナンバー2のカッコ良さです。

力強く、かといって威嚇するまでは過度でもない、斜めのラインをうまく配合してスピード感を演出した造形は見事。

愛車のアイは世界ナンバーワンですが、パジェロミニもあり、ekワゴンも好き。

昔だとGTOツインターボとか。

三菱のデザインは個人的にピッタリ来るというか、合うのかも知れない。

ちなみに、ワゴンでナンバーワンは「ekクロス」です。

あれのオーラは凄まじいものがあって、先日、新車の納車に遭遇したのですが、アイがいてくれなかったら「こいつ欲しいぞ」ってなった可能性までありますね。


これ以上ないくらい立派なクルマ!!

↑個人的に、免許を取得した18歳の時からずっとなのですが、デカくてドップリしたお金持ち的なクルマは好きではない、という下地がある事を申し上げた上で、ekカスタムターボの立派さはジャストミートです。

まさにこれがあれば、もうこれ以上はなくて良いと思えるくらい立派。

ザ・立派カーという感じです。

装備も私にとっては過剰なくらい至れり尽くせりで、テレビにナビにバックモニター!? あわあわわーて感じ。

ここまで来ると、特に「アイじゃなきゃヤダ!!」みたいな強烈な拘りがなければ、もうekカスタムあれば言う事なしでしょうね。

なんというか、全体的に、神経にひっかかる点がなくて心を落ち着かせてくれるタイプのクルマなんですよ。


走りはバッチリ!!ただしアイは別格

↑ekカスタムターボは、FFターボ!!

ただでさえ謎パワーのある三菱エンジンでターボっすよ。

発進も加速も余裕あって快適。

あと、エンジンの回転数が法定速度巡行で1400回転くらいとかなり低いので燃費も良い感じです。

まだ給油してないのですけど。

心配したCVTの挙動は、何かあればすぐに気がつく4ATと異なり、調子が良いのか悪いのか分かりにくい動きではあるものの、変速ショックを完全に消すのに特化した機構と捉えれば、確かに真面目に仕事をこなしてくれていて悪くありません。

もっとも、世界でオンリーワンの繊細な走りを実現しているアイと比較すると、まぁ色々あるわけですが、アイがあまりにも独特過ぎるので、他のクルマと比較してはならない気が強まっています。

アイは、なんというか、クルマというよりは「アイ」という単独のカテゴリーなんですよね。

「勝手にカテゴリー作るな」って国交省あたりに怒られそうですがのう。


雪の中の走りもバッチリ!!

↑とか言っているうちに、なんと、氷点下の夜、雪の中を走行する事になりました。

ただ、ekカスタムターボ、なんと新品のヨコハマ・アイスガード5を履いているんですよ!!

ただでさえ評判の良いヨコハマ・アイスガード5の新品!? これはもう心配ないって事ですね。

実際、FF特有の「ステアリングに引っ張られる挙動、クルマだけ先に前に進む感」はあるものの、後輪駆動が生み出す美しい走りのフィーリングを諦め、広さと安定感に特化した前輪駆動車は、雪が降ると一気に反転攻勢し、心強いものはありますね。


↑CVTで凍結や雪道を走った事が無いので、なかなか怖いものがあります。

念のため、ブレーキングの前には「L」に落として、静かにブレーキ。

Lですが、ギアが落ちて減速するのですが、CVTの挙動かな? 4ATと違って、毎回異なる減速力なんですよね。

強かったり、弱かったり、定まってないのが不安。

5MTと4ATは、ギアのポジションが決まっているのですが、CVTは無段階なのでそういうゆらめきがあるんでしょうかね。

あと、アイと比較してはいけないと申しましたが、アイの「アクセル並みにコントロール性がある繊細で美しいブレーキング」と比較すると、効きは強いが粗いため、凍結路面とかだと頭を切り替えるのに苦労しそう。

ただ、アイと比べてどーたらなので、普通は何の問題もないはず。


↑必ずアイの話を出してしまって申し訳ないですが、ekカスタムターボは、「立派なクルマが欲しい」という要求にも小さな体で応えてくれる、非常に良いクルマです。

立派カー = ボディがデカいという図式は世界の常識かも知れないけど、日本の非常識!!

小さくてすいすいというのは、免許取得する前からの夢というか想定だったので、大きなクルマはいらないのです。

超巨大でフルパワーなマシンに乗ってたくせにと言われるでしょうが、病院の駐車場で苦労して捨てたくなってからは、反省してデカいクルマはいらなくなってしまいました。

ekカスタムターボは、確かにアイに対するホームシックが起きつつあるので、ちょっと不利もあるんですが、とても良いクルマです。

三菱自動車、実はめちゃくちゃ強いんじゃないかという疑惑。