2020年4月26日日曜日

PS4の「デスストランディング」に大いに引き込まれています

PS4は、同じプレイステーションシリーズのヴィータがそうであるように、良作ゲームの宝の山になっています。

そんな中でも、最近、特に引き込まれているのが「デスストランディング」というゲーム。

これは、最初に言わなければならないですが、かなり人を選ぶゲームなんです。

それも、もはや開発者さんの勇気に脱帽したくなるほど「それで良いのか?」と思わされるほど。


■死者の世界とつながった、独創的な世界観に焦る!!

↑デスストランディングは、とんでもねぇ世界観です(誉め言葉)。

なんと、死者の世界とこの世界が繋がってしまったという凄まじい世界観。

そのせいで色々あって、舞台となるアメリカ合衆国はボロボロに滅び、生き残った人々が都市や個人単位でバラバラになり、独立国みたいになって離れて暮らしているんです。

しかも、その都市の間は荒涼とした廃墟となってて、しかも、BTと呼ばれる存在(死者がこの世に座礁して来た存在!!)が襲ってくるため、つながりたくともつながれない時代になってるんです。

新型コロナでボロボロになった今を予言したようなゲーム内容じゃねーか!!




↑主人公のサムは、紆余曲折あって、その都市と都市をつなぐために、超危険を乗り越えつつ、荷物を配送するために頑張るタフガイ。

荷物を配送する!?って、これ他のゲームではネガティブに捉えられている「お使い」という要素なんですが、このゲームはなんとそれがメインなんです。

人を選ぶにも程があるだろ!!(絶賛)

あまりにも道中が危険過ぎるために、誰もやりたがらない、誰もやれない事なので、配送の仕事はこの世界でもかなり尊敬されているのです。

苦労を乗り越えて、孤独に地道にこつこつと作業する。

でも、それは誰かのためになるかも知れない。

これ、ゲームの中の人々だけでなく、プレイヤー自身の心も癒し救うというところまで広がる、実は途轍もない野望を持ったゲームかも知れないんです。


↑ちなみに、主人公のサムは、決して「よしアメリカ合衆国にバラけた人々を物流でつないで一つにしてやるぜぇぇぇ!!」という熱血漢ではなく、その逆、どうも過去に酷い事があったらしく(ゲーム開始時は不明)人生に絶望し、人と触れ合えない恐怖症を抱えた厄介な人物なんです。

ところが、死者の世界から生還してきたとか、他の人にはない特別な能力があるため、アメリカを一つに取り戻す!!と過度なまでに熱血な組織「ブリッジス」に見込まれて、むちゃくちゃ説得されて、しぶしぶゲームの主人公を引き受けたという感じ。

ちなみに、このゲームは、ネットワークで世界中のプレイヤーとこっそりつながっているのもポイント。

ゲームは自分だけで粛々と行うのですが、荒地を開拓して配送ルートを作ったりすると、それが共有されて誰かを救う(かも知れない)という。


↑ゲームは人を選ぶとは言え、私は面白いとか人様におすすめとかじゃなく、純粋にこのゲーム好きになってます。

デスストランディング大好きと言えます。

なんというか、地道な作業が合うのかなぁと。

あと、人を選ぶと言いますがストーリーそのものは一級品だと思います。

だいたいからして、サムの最初の仕事が、自分のお母ちゃんの遺体を背負って運ぶという、想像を絶した仕事ですよ。

最初なのに、もう、泣けて泣けて。

明らかに冒頭なのに、クライマックス、最終任務という強い気持ちでプレイ出来た世界初のゲームと断言します

なんなんだこのゲーム、絶対にただものではない!! 思えば、ここで一発食らわされて、そっから襟を正して今に至るという感じです(早すぎる)。


↑あと、道中に襲撃して来る(回避可能)BTって目に見えないという事を書きましたが、じゃあどう対処するの??という自然な疑問ありますよね。

なんと、BBというシステムを装備するとBTが感知できるんです。

でもこのBB、なんと、脳死した母親から生まれた、死の世界とつながったBBという赤ちゃんをユニットとしていて、えぐすぎる。

最初はドン引きですよ、ドン引き。

でも、BBをあやしたり、ご機嫌とったりしないといけないんで、そんなんやってるうちに、猛烈に愛着湧いてくるんですよ。

最初は「素直に子犬にしてくれよ...天才クリエイターってどっか捻くれているのか??」などと思ってすみません。

BBいいっすねーーー。

ただ、いくら新しいものを作ろうといっても、いきなりこういう危ない橋を渡ろうとするのは・・・良い悪いじゃなくてひたすら只者じゃないわな。

思ったよりはエグくないので安心して下さい(多分!!)

としか言いようがないですが、人を選び過ぎてもはや感心させられます。


粛々と配送の仕事をするのが大好き!!


↑ゲームですが、本当に、掛け値なしに、遥かな遠くや難所に荷物持って粛々と配送業務します。

悲しみにつつまれた世界の、そのまた荒地や廃墟、きつい山岳地帯などを孤独に旅する・・・。

重い荷物でフラフラしながら、難所を越える!!

荷物を待つ、その先にいる誰かを助けるため!!

いやーーー心にズドンと染みますね。

この孤独に耐えて粛々と進む、これが良いんだよという方には、とてつもなくハマる感じ。

というか私は大好き。

ただ、マジに本当に遠くまで荷物を運ばないといけないので、「えっ、マジで!?本当にやるの!?」という場合は多いです。

こうまでノリノリで人を選ぼうとするゲームは初めてや!?

ちなみに、橋を建築したり、梯子やロープ接地したり、難所を通りやすいように開拓すると、ネットワークでゆるくつながった他のプレイヤーさんたちを助ける(事もある)のも大きなポイントです。


↑人を選ぶゲームと言いますが、ストーリーは猛烈に良いですので、選び過ぎた結果として、もしかしたらそこは知られないかも知れない・・・と考えるとちょっと焦りますね。

あと、技術力も猛烈に高いです。

アンチャーテッド4と正面から殴り合えるくらいかも知れない!!

PS4って、まぁ疫病の騒ぎでどうなるか分からないものの、今のところ、PS5にバトンタッチする最終年じゃないですか。

それなのに、全く「PS4すげーーーー」の驚きの声が低くならない。

そんなゲーム機はこの世に今までなかった。

デスストランディングも驚きだらけですよ。