HDR-XR500Vには、
「完全な真っ暗闇」の中でも、赤外線によって映像を撮影出来る「ナイトショット」機能が搭載されています。
以前も書きましたが、
闇に閉ざされた災害などの時の視界確保にも役立つでしょうし、最近では、
暗闇の中で電灯のスイッチを探すのに、何回か本当に役立ちました。
今回は、そのナイトショットを使って、真夜中のスイセンを撮影してみました。
本来ならば、まともに撮影しようものなら、
裏面照射センサー「エクスモアR」ですら全く手も足も出ない黒のベタ塗りにしかならないところ、
モノトーンとはいえ映像が浮かび上がってくるのはちょっと感動です。
さすがに、花の美しさとかそういうのは無関係な感じですが、記録用途には「
もはやこの機能が無いと困る」というくらいに使いこなしている方もおられるのではないでしょうか。
ナイトショットは、特にこのカメラ固有の機能というわけではなくて、ソニーの小型ビデオカメラ(全部ではありませんが)には伝統的に装備されている機能です。
そういえば、映画の「サイレン」でも、出演の森本レオさんがナイトショットを使っていましたっけ。
一時は悪用されてしまう悲劇もありましたが、現在では、明るい場所では画面が白く飛んで何も写らないように
改良されています。
ちなみに、当カメラのこの機能は、ハイビジョンでも1200万画素の写真モードでも利用が可能になっていますので、工夫次第で色々と面白い画が撮れそうですね。