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2009年4月4日土曜日
HDR-XR500Vで撮る動物園
動物園に行ってHDR-XR500Vで撮影して来ました。
望遠撮影が多くなるはずだと思い、小型三脚を取り付けてみました。
HDR-XR500Vの手ぶれ補正性能は、このブログでも繰り返して書いていますが、望遠側になると普通の性能になってしまいます。
そのブレ対策として、小型三脚をカメラに取り付けて、三脚を手前に曲げます。その脚部を自分の肩や胸に押し当てて固定し、しっかりとファインダーに接眼することによって、かなり安定した映像を撮る事が可能です。
動物園では、曇天のせいか、フルオートだと動物の顔色?があまり健康的に出ない場合があったので、そういう時はホワイトバランスを「屋外」にして撮影してみました。
それに、今までは、動物園での写真撮影というと、一眼レフと単焦点レンズでの撮影ばかりだったので、刻々と動きを変える動物たちを撮影するのに、43mmから516mmの12倍ズームGレンズによる素早い構図の追いかけのありがたみを教えられた気がします。
特に、516mmでの撮影なんか一眼レフでやろうと思ったら、レンズがどれだけ巨大になることか恐ろしいものがあり、それをこんな小さいカメラで出来てしまうのは非常にありがたいものがあります。
小さいなりの限界はあるものの、画質もちゃんと確保されています。
さすがに「Gレンズ」の名前を持つだけあるのかなぁと。
いつも書いている事ですが、広角が欲しくなったら、カメラに台座を取り付けっぱなしにしているので、すぐにワイド・エンド・コンバージョンレンズをポンと取り付ければ30.1mmのワイド映像が得られるので問題ありませんし、このカメラでは実質レンズの心配は無いと言って良いでしょう。
懸念だった超望遠域でのブレは、冒頭でも書いたとおり、手ぶれ補正装置と小型三脚を胸に押し付ける手法によって、かなり押さえ込む事が出来たと思います。
実際の映像の話を続けさせていただくと、フルハイビジョンの解像力は全く大したもので、こちらとしては、「あ、いいシーンだな」程度で、特に何の気なしに撮影しているというのに、たとえば、ゾウやサイ、カバの皮膚の表面のシワの違いが、まるで学術用途の資料を作成でもしてるかのように克明に分かるように記録されているんです。
日本は技術立国と言いますが、スゴイものがスゴイのは当たり前で、日本の恐ろしさは、こういうファミリー向けのものがこっそり超高性能な点でしょうね。
ちょっと違いますが、たとえば食堂でも、安くてうまい店なんて沢山ありますし。
ちなみに、動物園の映像は、HDR-XR500Vでの撮影ですが、HDR-XR500V本体とGレンズのエンブレムの撮影は、一眼レフ(レンズはEF 50mm F1.4 USMと、タムロンSP AF 90mm F/2.8)で撮影しました。