このブログを見て下さった皆様に、心より感謝申し上げます。名前はゲームブログですが、色々な話題を書かせて頂きたいと思います(大好きな写真/映像/カメラ、ペン、コンピュータ、食べ物、映画、クルマ、家電製品などなど)。 なにとぞ、これからもよろしくお願いいたします。皆様あってのブログです。
2009年6月7日日曜日
幸せなゲームここにあり!「パロディウスポータブル」
PSP-3000の液晶が高速反応タイプだと知り、携帯機ではあきらめていたシューティングゲームをやりたくて同時購入した「パロディウスポータブル」。
はっきり言ってこのゲームは、PSPを買って良かったと思うどころではなく、ちょっと大げさですけれども「至宝」とでも呼べるほどのゲームです。
私も随分と色々なゲームをプレイして来ましたが、今になっても、プレイしながらあまりの面白さに胸が高鳴ってしまうなんてゲームは多くはありません。
このパロディウスポータブルは、その数少ないゲームの一つ。
幸せなゲームここにあり!
今のところ、「パロディウスだ!/神話からお笑いへ」「極上パロディウス」「実況おしゃべりパロディウス/forever with me」の三本が中心ですが、このどれもが文句なし。
このシリーズは、グラディウス・シリーズのパロディなのですが、そこに投入されている楽しさや技術は並大抵ではなく、背景や敵キャラクターに仕込まれた細かい演出など、開発スタッフの方がユーザーを楽しませよう、そして驚かせてやろうという熱意がビッシビシに伝わってくる大傑作です。
さらに、全シリーズ、BGMがシューティングゲーム最高峰クラスと感じる素晴らしさで、好みは何点と聞かれたら1秒の迷いもなく満点です。PSP版のミュージックプレイヤーは、もし別売りだったとしても買ったと思います。RPGで言えば日本ファルコムの「イース」「イース2」と言ったところでしょう。
欠点といえば、ありていに言ってしまうと、「過去の栄光を探す」とか「タコヤキを探す」とか、ストーリー上のギャグはあまり笑えない点かなぁ・・・。
でもゲーム内容でそんなの気にならないんですよね。
しかも、これだけのゲームを、大型テレビゲーム機を必要としないのです。
携帯機のPSPでいつでもどこでも遊べるというのが、さらに満足感を上げて上げまくっている感じで、このあたりはこのゲームだけに限らず、PSPという存在の巨大さ、ソフトを作ってくれたコナミのありがたさを噛みしめるばかりです。
■パロディウスだ!/神話からお笑いへ■
X68000版を買った時は、こんな幸せな気分になれるゲームがあるのかと感激し、数ヶ月間こればっかりプレイしてましたねぇ・・・。
X68000とアーケード基盤では性能が違い過ぎるからムリなんじゃないか・・・と思ったら、コナミの(良い意味で)キレた努力で何とかなってしまい、笑ってられない神話の誕生でした。
私はハッキリとシューティングゲームは不得意なのですが、何度撃墜されても、繰り返し繰り返しプレイする魅力があるんですよね。
このあたりは、ナムコ(X68000版は電波新聞社)が送る、大好きな「ドラゴンスピリット」もそうなんですが、今、自分は本当に面白いゲームをプレイしてる最中なんだなぁと実感してしまう瞬間です。
最初は、ただのおふざけパロディゲームくらいに思っていたのに、パロディとか言って、やってるコナミの真剣さが鋭く伝わるんですよね。脱帽とはこのことです。
また、シリーズを通して宿敵となる「ちちびんたリカ」との長い戦いの始まりでもあります。
ディスプレイの前で声を上げて笑って、椅子から本当に転げ落ちたのは初めてでしたね。
■極上パロディウス■
「パロディウスだ!/神話からお笑いへ」をベースにして、アーケード版のムチャクチャなパワーを投入し、コナミがさらに乗りまくったゲーム。
さすがに、このくらいになると、家庭で遊ぶに要求される性能は、プレイステーション・クラス。
「ネコ戦艦」「ちちびんたリカ」など、定番の宿敵がさらにド派手にパワーアップ。
そして、BGMがハードウェアの話も含めてとんでもない高品質になっており、時代が変わった事を知らされました。
初めて聞いた時は我が耳を疑ったクオリティ。
初代プレイステーションともちろん同時購入しましたが、今やPSPがその魅力を継承し、手のひらで素敵な花火を打ち上げてくれます!!
■実況おしゃべりパロディウス/forever with me■
なんと、このゲームはアーケード向けではないのです。プレイステーション版があって、それをPSP化しています。
極上パロディウスをベースにして、さらなる肉付けを行っているのですが、コナミの他の家庭用ゲームの世界観を持ち込んでいたりするので、極上パロディウスよりはファンタジックさが薄まった印象です。
正直、敵キャラにあまり好きになれないのがいて、そこだけ残念。でも後は文句なし。
また、そのタイトル通り、プレイ中に実況おしゃべりが入るのですが、実況と言いつつプレイヤーに攻略アドバイスしてくれるという意表をつく内容で、到底OFFにする気が起こらないくらいに、重要な存在になっていました。
ボス戦の「にげろーーー」には、ホントに助かりました。
しかも、このしゃべり、ただものではない。ヤッターマンの「ボヤッキー(声はなんとご本人)」調なので、OFFなんて話じゃなくて必聴です。
BGMは、良い意味で悪乗り寸前まで来ており、ここまでやるか!というギリギリの盛り上がりを見せております。PSPのミュージックプレイヤーが擦り切れる(by 懐かしの音楽テープで使われた表現)くらい聴いてますよ。
■グラディウスポータブルは?■
PSPには、しっかりとパロディウスシリーズの元ネタの結晶である、グラディウスポータブルがあります。
ゲームシステムの基礎の基礎は、グラディウスですから、タマゴか先かニワトリが先かという話にはならないと思いつつも、ここまで単独で成り上がった(?)パロディウスに敬意を表し、グラディウス・シリーズに加えてやって欲しいくらいの勢いです。