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2009年6月13日土曜日
PSP版のサクラ大戦1&2を購入しました
ネットで注文していたPSP版「サクラ大戦1&2」が到着しました。
ソフトを起動すると、やっぱり主題歌が非常に良いですねぇ・・・。
この主題歌が流れるデモムービーですが、ヘッドホンで聴き入ってしまい、気がついたら五回くらい繰り返していました・・・。
タイトルからして当然なのですが、このゲームは、「サクラ大戦」と「サクラ大戦2/君、死にたもうことなかれ」がセットになっています。
UMDは一枚!いくらUMDが大容量を誇るといったって、限度があるというか、あの大ボリュームをよく一枚に収められたものだなぁ・・・と変な感心をしてしまいますね。
(追記)ヘッドホンで聴いているのですが、サクラ大戦1の序盤までしかプレイしてませんが、音楽もキャラクターの声の音質も、きっちりと「さすがはPSP」という美しさをキープしていると感じます。
ゲームの進捗ですが、まだサクラ大戦1の序盤に着手した、という程度です。
全編に流れる田中公平氏による音楽が、何しろハンパじゃない。
真宮寺さくらが、人々を襲う兵隊ロボットを刀で一刀両断するオープニングシーンだけでも、早くもガッチリと心を掴まれている状態です。
さて、日本の架空の時代「太正時代(大正ではない)」を舞台としたこのゲーム、まず書かせていただきたいのが、太正浪漫と銘打つほどの独特の世界観と並んで、プレイヤーが操作することになる主人公の「大神一郎」がとにかく素晴らしいという点です。
セガのRPG「エターナル・アルカディア」の「ヴァイス」もそうですが、歴代ゲーム主人公キャラクターの中でも、一位か二位を争うのではないかな、と思うほど。
大神一郎は、軍に属し、帝都を霊的な外敵から防衛するための部隊「帝国華撃団(ていこくかげきだん)」の隊長。この部隊は、そういった特殊な敵と戦うための特殊能力を持った女性のみで構成されています(ヒロインの真宮寺さくらもその一人)。
しかも、彼女たちは、表面上は劇団(帝国歌劇団)として活動して、自力で生活費などを稼いでいます(涙ぐましい・・・)。
この歌劇団まわりが、華やかにクローズアップされる点でもありますね。
大神隊長は、歌劇団においては、戦闘指揮官の必要性もないため、とりあえず切符のもぎり係兼雑用として活躍(?)することとなります。
しかし、過酷な戦いに身を投じる「帝国華撃団」なのですが、ここからがこのゲームの設定の妙。
実のところ、上層部にあたる軍からは相当な色眼鏡で見られており、隙があれば叩き潰そうと狙われています。
大神一郎は、単に敵と戦うために部隊を指揮するだけではなく、米田司令官とともに軍の迫害から隊員たちを保護するという役目も果たして行きます。
どんなにおちゃらけたシーンがあったとしても、サクラ大戦には、ゲーム全編に漂う引き締まったムードや緊張感が持続しており、主人公の人間性もあって、このゲームを考えついた方たちには敬意を表するばかりです。
ちなみに、ヒロインである真宮寺さくらの出身地は、私の地元の仙台です。
それにつけても、やっぱりゲーム業界にセガありっ、て感じですね。
全然元気が無かったPS3を、「戦場のヴァルキュリア」や「龍が如く」シリーズなどでグイグイと牽引してくれていますし。
セガ、今後も色々な良作を生み出して下さい。お願いします。