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2009年6月3日水曜日
PSPウォークマン?「PSP Go」正式発表。ようやくグランツーリスモPSPも発表。
ついに、新型PSP「PSP Go」が正式発表されましたね。
国内価格は2万6800円で、11月1日に発売です。
ネットのリーク情報からの訂正点は、まず価格。
PSP GoはPSP-3000よりも安くなると言われていたのですが、まさかの7000円アップ。
重量も、110グラムではなくて158グラムとなっていますが、十分に軽いと思います。
製品写真を見ると、まさにPSPウォークマンという感じで、とにかく携帯性は抜群に思えます。
もっとも、ウォークマン代わりにすると考えると、タッチパネルが装備されていないのがやはり惜しい。せっかくのスライドタイプなんだから、収納状態でアイコンくらい操作したかったですねぇ・・・。
ただ、今の段階では、想定コスト内において、PSPの持つ1677万7216色グラフィックスを表現出来るタッチパネルなんて存在してなかったので採用しなかった?・・・ちょっと強引な推測ですが、PSPのグラフィックス能力をスポイルしたくないソニーの英断とも考えられます。
PSPの持つフルカラーグラフィックスに対応できるタッチパネルというと、先日シャープが新開発した「光センサー液晶」あたりでしょうか。PSP Goは、あくまでもPSP-3000の派生モデルであるため、後継機たるPSP2に光センサー液晶が搭載されるのを楽しみに待ちましょう。
さて、ハードウェアも良いですが、ソフトウェアに超大物が登場です。
ようやく、「グランツーリスモPSP」が正式発表されました。
いやー、PS3のグランツーリスモ5が、どう考えても質・量ともに「超」のつく難仕事だから、PSPの方はお休みだろうな・・・と思っていましたが、10月8日に発売されます(100パーセント買い)。
おそらく、現時点においてPSPを限界まで使い切った仕様であろうと思われます。
公開されたスクリーンショットや動画を見ると、グランツーリスモの看板を背負った高画質なクルマたちがキッチリ秒60フレームでガンガン動いていました。
もちろん、PS3の「グランツーリスモ5」のように、1920x1080ドットフルハイビジョン/秒60フレームで描かれ、自動車メーカーがそのまま実車の広報資料として使っても通用するほどの極限クオリティーと比較してしまうと、そりゃ物足りないですけれど、実車の雰囲気は間違いなくバッチリ。
PSPソフトは、その性能の良さと開発スタッフの努力が高次元で融合するパターンが定着してますが、グランツーリスモPSPは、そういった今後のPSP全ソフトの新しい指標となるでしょうね(バンダイナムコの鉄拳6やソウルキャリバー/ブロークンディスティニーとのハイレベルな技術対決も楽しみですね!)
ただし、PSP GoにはUMDドライブがありませんから、PSPとPSP Goの両方でソフトを遊びたい場合は、ダウンロード版を買わなければならないです。
UMDを買ったら、PSP Goにインストールする手立ては無いと思われます・・・。このあたりヘタすると消費者に混乱をもたらしそうなんで、ソニーはしっかりと宣伝しなければならないですね。
さらにビッグニュースは続き、リトルビッグプラネットのPSP版や、メタルギアソリッドの正式続編がPSPに来る事が決定したようです!
そう、正式続編なんです。
ボクサーズロードを皮切りにして、今では、ぼくのなつやすみ、流行り神、絶体絶命都市など、大型テレビゲーム機を抜け出して、PSPを正式な続編プラットフォームとするタイトルが増えて来て、遊ぶ場所に拘束されないPSPの魅力がどんどん広まるといいなぁ・・・