リーズナブル(当時の新品実売価格が1万5000円くらい)で軽量コンパクトな高倍率ズーム、
シグマ
28-200mm F3.5-5.6レンズで撮影した、角田市のコスモスです。
このレンズは、球面収差が前面に出てくるので、本当にフワッとした描写です。
でも、これは決して悪い事ではなくて、
フィルムカメラのようなノスタルジックな感じがかなり好みです。
デジタル時代のレンズって、ゾリゾリのガチガチにシャープネス高くないとダメみたいに言われますが、それはそれで一見識であるものの、意外と
フンワリ系レンズの方が、写真プリントした時に好ましかったりするんですよねぇ・・・。
今回は、レンズをEOS KISS X2に装着し、撮影は全てマニュアルモードでの撮影です。
絞りは全てF/5.6に設定しています。
このレンズの広角端である28mmは、APS-Cカメラにとってはジャストな画角かなと思います。とにかくマッタリとした誇張の無い描写になるので、好ましく思います。今回の撮影でも使っています。
でも、28mmと言っても、キヤノン純正単焦点レンズの
EF 28mm F2.8と違って、高倍率ズームの宿命か・・・被写体にあまり近寄れない(最短撮影距離48cm)のが、やや物足りない点かも。
ぼけ味は、なんか
予想よりもずっと良いのでビックリしますよね。
絞り羽根が8枚もあるから、ってのも好結果につながっているのかな。