今回の記事は、今年を振り返るシリーズの第一弾です。
■好感度大アップの商品・メーカー■
今年を振り返ってみて、好感度アップしたメーカーは、まずパナソニック。
ホームベーカリーSD-BM102は、パンを焼く楽しさを教えてくれたし、完全に私の食生活を変えてしまった大ブレイク商品でもありました。
キヤノンは、最強クラスの中級カメラ「EOS 7D」を発売してくれてましたが、これそのものよりも、これがキッカケとなり、過去に発売されたEOS KISS X2の良さが再認識され、寿命が短いとされるデジタル製品でも、ずっと使い続けられる寿命の長さがあるのを再認識。全く予想外の方向からの好感度アップでした。
また、レンズのEF 100mm F2.8L MACRO IS USMがあまりにも素晴らしい出来。キヤノンは何だかんだやってても、最後は決めてくれる印象。
怒涛の突き押しで、好感度アップの度合いが飛躍的に高まったといえば、マイクロソフトです。
なんといっても、実のところ最初はあまり大きな期待をしていなかった「Windows7」が、使い勝手、デザイン、機能と三拍子揃った傑作な仕上がりに感動。ついにパソコン用OSがここまで来たか・・・。
また、同時購入の低価格ノートパソコン「Aspire 1410」の印象が素晴らしく良かったです。
私が過去に購入した数々のモバイル機器の中でも、Aspire 1410は、「何でも出来る」という意味において比類が無く、まさに頂点クラスの満足度。
Aspire 1410とWindows7のコンビネーションは、まさに何年かに一回しか起きない、奇跡のダブルパンチを私に食らわせたのです。
マイクロソフトは、さらに、SQL-Server 2008 Express、Visual Studio 2008 Expressなど、フリーソフトのExpressシリーズで魅力を振りまき続けています。好感度は止まらずにさらに上昇中。
ゲーム面でも、自分でソフト開発が可能というXNA Game Studioの存在を知りました。
Linuxを捨てたソニーを尻目に、マイクロソフトが独走するのか・・・?
興味が一気に出てきた感じです。
ソニーは、ゲーム部門では好感度ダウン。やはり、何度も書いて恐縮ですが、Linuxを捨ててキャラクターが大幅に変質したPS3と、またしても見切り発車の悪夢を再現してしまったPSP goのダブルダメージが大きい・・・。PSP goは、ハードそのものは良質なのに、他ならない生みの親たるソニーが、生んだハードに対して援護せずに見殺しにする「新型ハード出しっぱなし症候群」を繰り返している感があり、PSP goだけの問題ではなくて、大本命たる「PSP2」でも、さらに繰り返す不安がいっぱいです。
せっかくソニーが長い時間をかけて頑張ってきたPSPなんですから、一世代だけで終わりにならない事を祈るばかりです。
ゲーム部門のダウンに相殺された面もありますが、ソニーは、それで終わるメーカーではないです。
ちゃんと、ビデオカメラで大幅な好感度アップ。
裏面照射センサー(エクスモアR)と、虹彩絞りの採用によって、長年家庭用ビデオカメラに強いていた「暗さに弱い点」「ボケ味が汚い点」を一気に解決し、革命を起こしてくれました。
ソニーは、相変わらず力があっちこっちに分散している感じ・・・。