2010年5月23日日曜日

新型パジェロミニ(AT)に試乗したら、相当すごかった


昨日・今日の二日間で、愛車のパジェロミニをディーラーさんに修理に出しました。エンジン内部に封入されている重要部品「タイミングベルト」の交換をしてもらうためです。
その間、ミニキャブを代車として貸していただきました。

ミニキャブって、見晴らしは良いし、荷物は「これでもかっ」てくらい積める。これはなかなか惹かれる。
でも、やっぱり、乗っているうちに次第にパジェロミニが恋しくなるばかり・・・。つらい。

ディーラーさんもその気持を見越してくれたのか、パジェロミニの修理が終了して、私が工場に到着すると、なんと新型パジェロミニ・ターボの試乗車を用意してくれてました。

もちろんオートマだったけれど、もうそういう時代だからしょうがない。ありがたく試乗させて頂きました。

というか、電気自動車のアイミーヴがあったのに、ナチュラルに完全スルーしてしまって、逆にディーラーさんが焦ってました。すみません。わざとじゃないんです。

おおお・・・。やっぱり、新型パジェロミニのスペシャリティ感は突出してますね。
パジェロミニは、そもそも軽自動車離れしたクルマなのではありますが、新型のパジェロミニは、特にドライバーがクオリティを感じるようにブラッシュアップされているため、運転していて目に入る全てが上質。特に金属調のリングで縁どられたメーターパネル周りの高級感と言ったらたまらない。ちょっと上品過ぎるかかもって思うけど、それは好みの問題か。

実は私のパジェロミニと新型パジェロミニは、厳密にはまだ同一世代。でもビッグマイナーされた外装は、よく出来ている。スポーツカータイプは別として、国産車の中では一番カッコ良いと思う。

一番気になるエンジンはどうか。
私のパジェロミニは、DOHC 20バルブ・ツインスクロールターボエンジンなんですが、新型はSOHC16バルブに落ちているんですよね・・・スペック上は。
なのに、驚異の三菱チューニング炸裂か、発進から巡航速度までは一気。数字からは想像できないくらい十分なトルクを感じますよ。
おおお・・・今まで乗ったどんな軽自動車とも似つかないナチュラルな余裕っぷり。ごく当たり前のようにグングン加速してゆく。
おわ。こいつぁ気持ちいいじゃないか。

四気筒エンジンならではの、軽自動車には思えない上質なエンジン音FR車特有の後ろから押し出されるフィーリング。
まさしく、折り目正しく、きっちりパジェロミニだった。
安心したー。いやー。新型も文句なしじゃないか。
なんというか、難しい問題が全て解決した朝って感じです。

三菱最新技術の塊であるアイ・ターボも素晴らしかったけど、エンジンのフィーリングとかも含めると、総合力でパジェロミニの勝ちって印象です。

三気筒エンジンって、どうしても「ビービー」子供っぽい音がするんですが、四気筒はやはり違う。
ミニキャブは・・・いや、言うまい。

パジェロミニのオーナーが、パジェロミニの試乗で感動しまくるの巻でした。すっきり納得した気持ちで試乗終了。ディーラーさん、お忙しい中、本当に感謝です。

そして、いよいよ修理が終わった愛車のパジェロミニと再会の時ですよ。
いやー。オートマの新型パジェロミニの素晴らしさを知ったけど、やっぱFR + 四気筒DOHCターボエンジン + 5速マニュアルトランスミッションの組み合わせは、輝きが違う。心から楽しい。やっぱりこれだよ。これしか無いよ。


でも、新型パジェロミニも、やっぱり最高なので安心しましたー。