2012年1月14日土曜日

PSPソフトをヴィータで遊んでみる

PSVITA(プレイステーションヴィータ)は、DL販売のものであれば、現時点ではまだ全てではないものの、PSP版ソフトをより美しい姿で遊ぶことが可能です。

5インチ有機ELモニタの威力はPSPソフトに対しても絶大であり、鮮烈な色と大画面を一度味わってしまうと、もうPSPには戻りにくいというのが正直な感想です。

今回のモチーフは、日本一ソフトの傑作「流行り神」の2ですが、3D格闘ゲームの「鉄拳DR」も実に素晴らしいプレイ感覚でした。ヴィータ専用の鉄拳が出るまでの間、十分以上に大暴れしてもらえる感じでしたよ。

PSPの解像度は480x272ドット。ヴィータはかっきり4倍の960x544ドットになっており、ドットが全く劣化せずにそのまま鮮明に4倍に拡大された状態です。
ただ、ドットがあまりにも見え過ぎてモザイクのように感じられる事もしばしば。それを緩和するために、バイリニアフィルタリングをかけて、画質をなめらかにする事も可能です。
多少フワッとぼけますが、劣化とかそういうのではなく、映画館のスクリーンのような優しい感じの画質になるのです。このあたりは、ソニーは世界トップレベルの技術力を持っているため、信用して任せてしまってよろしいかと思います。

なお、バイリニアフィルタをかけるには、画面を長タッチするとメニューが出ます。

ちなみに、このメニューでは、ヴィータの誇る右スティックにPSPのボタンを割り当てる事も可能なんです。常にツインスティックでの操作も可能という大きなアドバンテージが生み出されます!!
ゲームによっては操作性が大化けして、楽しさ二倍なんてものも出てくるかも知れませんね。

フィルタをOFFにした場合の拡大画像です。この場合においては、PSPの解像度がそのまま分かる感じですね。


フィルタをONにすると、繰り返しになりますが、映画館のスクリーンのようなふんわり柔らかい感じになります。
それにつけても、もしヴィータが出ていなければ、未だに携帯ゲーム機ナンバーワンのグラフィックを誇るPSPが、ここまで置いてけぼりにされるグラフィック能力を持つヴィータ恐るべし。
まさに次世代機ですね。

ちなみにヴィータは、グラフィックだけではなくて、サウンドや、マルチタスクOSによるゲームの自由な中断など、徹底的にスーパーPSPとしての魅力も磨かれていますよ。