2012年4月29日日曜日

ヴィータのカメラで撮る山形

今回の記事は、ヴィータのカメラで撮った写真を掲載させて頂きたいと思います。

山形旅行にてヴィータが「旅行のお供」デビューしましたが、カメラとしてもどんどん使ってみました。

カメラとしてのヴィータは、とにかく以前から記事に書かせて頂いておりましたが、ヘビー級のアクションゲームさえもこなすボディ設計が、「両手でしっかりとホールドして写真を撮影する」というカメラ本来の姿をバッチリ実現しております。シャッターをRキーで切れば、まさに「カメラ」。

ただ、センサーが「デジカメ黎明期のVGAデジカメ」そのものであり、画質はやはりローエンド。

そのあたりのバランスを含めて「ヴィータ・カメラの味」と納得していく事が必要ですねー。

でも、カメラとしてのボディ設計が素晴らしいのは揺るぎなく、撮影してて楽しい!!EOS 7DやHDR-XR500Vと合わせて使っても、カメラとして楽しいと言える「両手でしっかりホールドして、気持ち良いカメラ」になってるのは感動モノです。

山形に行く途中の高速道路のパーキングエリアで撮影した桜です。
デジカメ黎明期と言いましたが、なかなかにダイナミックレンジが広く、あの当時のVGAセンサーと比べたらそりゃ遥かに進化はしているのかなぁと。

草岡の大明神桜の仮設トイレの洗面所。しっかり清潔な造りで素晴らしい。


超メジャーな「久保桜」です。まだ2分とか3分咲くらいですので、撮影アングルに苦心しました。

久保桜はアングルを工夫すれば何とか・・・。でも薬師桜はまだ全然咲いてませんでした。まぁ桜は一日で姿を変えるので3日くらいで満開になるのかなぁ、どうなんだろう。

おべんと、おべんと、嬉しいなー。手作りのお弁当を頂きました。ありがとう、大感謝です。
車内で撮影したので極端な日陰。でもヴィータのカメラはなかなか粘ってくれますねー。

山形でも烏帽子山は満開!!あまりの美しさに心の中で大騒ぎしておりました。
ヴィータのカメラは、何度も言っているようにVGAですから、桜のディテールを出すとかは無理で、雰囲気を人様に伝えられるか心配な点ではありますが、少なくとも撮影は面白く、まずは撮影者が楽しかったよーという写真を持ち帰る事が出来るので失礼にはならないと思うんです。

ギリギリのセンサー性能なんですが、青空と桜をバランス良く収めようという、映像エンジン設計者の苦心というか、チューニングの懸命さが伝わって来ますよね。なんかこう、ガンバレっ!て感じ。昔のデジカメで味わった「撮影者がカメラを応援しながら撮影する」あの気持ちが復活して来ますね。

高畠ワイナリーです。
すさまじい逆光の場面ですが、窓の外がすっかり白とびするか・・・と思いきや、踏みとどまってくれます。このあたりは、さすが2011年の設計だなぁという気はしますね。昔のVGAデジカメなら窓の外なんか飛んじゃって映らないと思うんですよね。

ワインの貯蔵樽です。私はお酒を飲まないのでワインは料理に使う調味料としてしか知りませんが・・・周りの方々はワイン好きですねぇー。

高畠ワイナリーのワイン人形?です。

高畠ワイナリー地下貯蔵庫の入り口に鎮座ましましておりました椅子です。影に惹かれてシャッターを切りました。

ワインの瓶を逆光で撮影してみました。ビンといえばやはりこんな感じに撮ってみたいなぁと。

ヴィータで気が付いたのが、青空と建物とか、明暗差がある被写体があまり怖くないんですよね。
センサーの画素数が少ないから甘く見てましたが、なるほど、コストや消費電力の問題で妥協した分は、技術者が「なにくそ見てろよ」と気合入れてフォローしてたりするんだなぁと。まぁ、ヴィータファンのひいき目かも知れませんけれど・・・。

花の季節は嬉しいなっと。ヴィータのカメラは、画質がギリギリなので花は苦手ではありますが、極端な悪条件でなければ結構いけるかなーと。

ここからは小野川温泉の写真です。
温泉街って、まさに「日本」の雰囲気そのもので実に良いですねぇ!
静かにまったりと、そしてしみじみと日本を感じる。そんな心の洗濯場所でもあるのかなぁと。
ヴィータをカメラとして使ってみましたが、繰り返しますが、撮影そのものは面白いのです。
画質とかだけの話ではなく、撮影した写真をすぐにツイッターに掲載とか、応用範囲の広さは普通のカメラよりもむしろ上回っているくらいですし。
さすがに、ヴィータのみで写真をフルカバーという事は有機ELならぬ勇気が要りますけれど。
メインのカメラは別に持つとしても、これからもどんどん撮影したいなぁとは思わされますね。