さて、前々回の記事において、いよいよヴィータさん実機にテキストを表示出来たわけですが、もう少しだけ踏み込んでとにかく今日中に何でもいいからアプリを一本だけ完成させてみようと、「チェックデジット算出処理」(モジュラス10ウェイト3)を作ってみる事にしました。
ヴィータに本格的に「画面」を作らないといけないんですが、これを作る支援ソフト「UI Composer」がSDKに付いて来るんです!!嬉しいですねぇ。
ただ、ちょっとコツがいります。
UI Composerで画面を作って「ビルド」すると、画面レイアウトとクラスを構成するプログラムコードが生成されるので、それを、プログラム開発環境の「PlayStation Suite Studio (PssStudio)」に手動で取り込んで、動くように修正する必要があるんですよね。
実際に実機で動いている、初めてのヴィータ用アプリの画面がこれです。スクリーンショット撮影機能で普通に撮影出来ます。
画面に配置されるボタンやテキストボックスは「ウィジェット」と呼称されます。このウィジェットに対するプログラミングは、画面レイアウトとは別に生成される、プログラムコード用のクラスのコンストラクタにてイベントを実装してあげて、そん中に記述する・・・って流れでやっています。
//ボタンを押した時に処理されるイベントの実装 Button_1.ButtonAction+= HandleButton_1ButtonAction; Button_2.ButtonAction+= HandleButton_2ButtonAction; Button_3.ButtonAction+= HandleButton_3ButtonAction;・・・というような感じで。
ここらへんは、マニュアルを読みながら実際にやってみながら覚える感じかなぁ。
私のこのアプリでは、まずは、テキストボックス内部に「チェックデジットを求めたいバーコードの数列」を入力するわけですが、ヴィータでは、いざテキストボックスに入力を開始しようとすると、システムが用意している入力用画面に自動で切り替わり、そこに入力する仕様になってるんですね。
入力が終わると、その内容はちゃんとテキストボックスの中に入っているので安心です。
ここらへんは、最初は「バグった??」とかビックリしますが、こういう仕様なんですねー。
で、「実行」ボタンを押すと結果が出る・・・はず。
結果が出ました。
498760310922のチェックデジットは「3」。全文は4987603109223となるわけです。
ちなみに、自作アプリのライブエリアは、PS Suite Devのものとなります。
まだ、全然ヴィータの作法について分かっていなくて、えっちらおっちらですけれど、日曜日の夜の目標「とにかくヴィータでアプリ動かす」が達成出来たのでホッとしてます。
ヴィータ純正カレンダーアプリ「勇者のきろく」の「ケイカク」にしていたんで、「タッセイ」にしとこうっと。