2012年5月9日水曜日

ヴィータの自作アプリ「時間計算機」をVer2.0にしてみました。

今回の記事では、ゴールデンウィーク中に作ったPSVITA(プレイステーション ヴィータ)の自作アプリ「時間計算機」をVer 2.0にした話について書かせて頂きたく思います。

画面のスクリーンショットばかりでも何なんで、休み中にヴィータのカメラで撮影していた仙台の桜の写真から始めてみました。

手前味噌で恐縮ですが、この時間計算機、休み明けの職場でかなり重宝しました。
仕様は
(1)入力は、数字だけなら秒として扱う。
(2)n:nなら、分:秒として扱う。
(3)n:n:nなら、時間:分:秒として扱う。
(4)n:n:n:nなら、日:時間:分:秒として扱う。
(5)小数点以下は1/100秒として扱う。
(6)入力する数字は自由です。分だから59までとかいう制約は無し。プログラムにて、選べる二種類のフォーマット(日:時間:分:秒.1/100秒か、時間:分:秒.1/100秒)に自動変換されます。
(7)加減算は、時間同士になります。たとえば、100:50(100時間50分) + 0:20(20分)は、101:10(101時間10分)になります。 (8)乗除算は、時間に対して普通に掛けたり割ったりします。たとえば、100:50✕2は、201:40(201時間40分)ですし、100:50÷2は、50:25(50時間25分)になります。

■四則演算だけでなく、単なる変換も可能■

この時間計算機、時間の変換は自動的に行うように作ってあるので、それを利用して単なる変換機としても利用可能です。

たとえば、80:120 (80分120秒の意味)と入力して「=」を押すと・・・

自動的に1:22:0.0(1時間22分の意味)に変換されます。
変換機ならば、結果表示のフォーマットの数はもっと沢山増やすべきなんでしょうけど、自作の良いところで(?)まずは、自分が直近で使う分だけを用意・・・というわけです。これからも改良して行きます。

■やっぱり割り算機能も実装■

ちなみに、Ver1.0では「使わないのではないか」と思って設けなかった「割り算」の機能ですが、やっぱり使うので作りました。
たとえば、80分120秒(=1時間22分)を、2で割ると、このように41分と算出されます。

■1/100秒まで処理可能

このアプリ、1/100秒まで計算出来るように作ってあります。
でも、Ver1.0だと、バグがあってうまく動作していませんでした・・・くすん。
作ってすぐに眠くなってしまい、ろくろくテストしないまま実戦投入したから、やはりキツイ。
でもさっき修正しましたぞ。
たとえば、1分55秒33+1分30秒22という計算は、3分25秒55と出ます。色々テストしたけど、うん、考えた仕様通りきっちり行く。
この1/100秒機能は、モータースポーツのラップタイムの計算などにも使えるかなぁと作りました。
コントロールタワーに陣取って計時とかやってると、メインのコンピュータ担当じゃなくとも、ラップタイムの足し引きって結構やるもんねぇ・・・。

逆にそういうのじゃないと、1/100秒単位までは、必要無かったかも知れない。

後は自分で使ったり、人様に使って頂いて(身近な人に貸し出して)、修正して行く感じかな。

■話は変わって、ヴィータの現状報告■

実は、ヴィータをまじめに(?)職場にデビューさせています
ゲーム機というカテゴリーでありながら、優等生のandroid端末を抑えての実戦投入です。

かつて、私の職場でのヴィータの評判は、ソニーの開発者が聞いたらトイレで泣くんじゃないかというくらいのレベルで、ブォぉ~ボロクソでした。 しかし、プログラマさんの身を削るような努力の賜物か、いよいよシステムも安定して来たし、アプリも地道に揃ってきたし、何と言っても自作アプリが可能という必殺打法で場外ホームラン。

職場柄、なんでしょうね、自作アプリが出来るの一言は宇宙戦艦ヤマトの波動砲のパワーですもん。

もう酷い悪口なんかは聞かれなくなりました。

androidにはまだ及ばないまでも、仕事にも使えて来ているし、短い休憩時間の間には、あーもこーもない、本物の、そして世界最強・最先端の国産ゲーム機の本領発揮。
たとえば、日本一ソフトの「流行り神2」も面白い。
話の筋立てがとても良くて目が離せないし、ちょうど良い感じで頭も使うし傑作かも知れない。
時間を忘れてしまわないように「目覚まし同盟」のアラームで休憩時間の終了通知もバッチリ。

ヴィータは本当に良いなぁ。大好きっっっ

追記
実際に使って頂いた方の意見を元にして、仕様を練りなおして「ヴィータの時間電卓Ver 3.0」を作りました。
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