PSVITA(プレイステーションヴィータ)の大ファンな私ですが、今までは「人様に薦めるにはまだ未完成」というスタンスでおりました。
しかし、今回、システム1.80の完成によって「ヴィータはもう大丈夫。国産の情報端末としてもゲーム機としてもマジおすすめ」と胸を張って言えるように進化しました。
ヴィータの自慢の一つは、職人技の設計・製造による卓越したハードウェアキー。
システム1.80からは、ついにこの素晴らしいハードウェアキーによってシステムやアプリケーションの一部を操作する事が可能になりました。
システム設定でキー操作をONにする必要がありますが、カーソルキーや左スティックでどんどんアイコンのフォーカスを移動し、起動中のアプリ(ライブエリア)をLRキーでドンドン切り替えられる!!
この段階においては、もはやスマホやタブレットが及ぶ相手ではなく、ようやく当初「こうだろう」と想定された、国産発のスーパーマシンのイメージ通りになりました。
ヴィータのブラウザも大進化。
背面タッチパネルでスクロールと、拡大した画面を元のサイズに戻す操作の二つが可能となりました。
まずは、設定でONにする必要がありますが、この機能が想像を越えて素晴らしいのです。
画面タッチの弱みは、指で画面を隠してしまう事。
それを防止する事が出来るのが、ヴィータならではの機能「背面タッチ」!!
ですが、今まではあまり良い使い方が提案されないまま今日まで来てしまいました。
今回、この背面タッチをスクロールに使う事でヴィータの操作性が大進化しています。
背面タッチでのスクロール、すっげぇ快適ですよー
そう、ソニーのこういう提案を待ちに待っていた!!
背面タッチは、狙ってここを・・・みたいな緻密な操作ではなくて、「とにかく他の要素に影響せず気軽にスクロールさせる」ような大雑把な操作において本領を発揮するインターフェースだったのかと気が付かされました。
今回、ソニーが背面タッチパネルの使い方をバッチリ示した事で、ゲーム会社の開発者さんも新しいヒントを得たのではないでしょうか。
今回の1.80は、ありとあらゆる部分が進化しています。
ちなみに、今までヴィータに対応していなかった「メモリーズオフ6 T-WAVE」も今回から晴れて対応になりました。
そして、ついにPSアーカイブスがヴィータに対応しました!!
ネットでは数タイトルしか対応せず、ちまちま対応が拡大されてゆく・・・みたいな情報もありましたが、フタを開けたみれば、数タイトルどころか600タイトルとかのレベル!!
記念にサモンナイト2をヴィータから購入してみました。
ちなみに、サモンナイト1もダウンロードリストに載っているのですが、これはヴィータから買ったタイトルではありませんけれど、ダウンロード可能になったタイトルは、ユーザーが特に何もしなくともこうやって自動的にダウンロード可能になってくれるのが嬉しい。
PSアーカイブスは、面白いゲームの宝の山なわけで、もうヴィータのゲーム環境は大変な充実ぶり。
開発者の方々の努力によって、ついに世の中に出た1.80。
これからどんどん改良・進化してゆくのでしょうが、まずは本当にお疲れ様です。
今回のシステムアップグレードは、ヴィータを大きく魅力アップさせてくれました。