今回の記事では、HDR-PJ760Vの1080/60pで撮影した「鳳鳴四十八滝」の映像を掲載させて頂きます。
写真やEOSムービーではちょっとしか撮影してなかったこの場所ですが、メインはHDR-PJ760Vの1080/60p映像で撮影しておりました。
時間は誰もいない早朝で、例によって空間光学手ぶれ補正の高い能力を頼りにした、三脚を使わない完全手持ち撮影です。
掲載させて頂いたハイビジョン切り出し静止画(PSVITAサイズ)では分からないのですが、ザーッという滝の音がずっと収録されています。
HDR-PJ760Vがスゴイのは、マイクレベルを「標準」にしていると、滝の音が流れ続けている最中にナレーションなどの人の声を入れると、アドバンスト・サウンドプロセッサーが作動するのか、スッと滝の音を沈めて人の声をクッキリと収録してくれる点。
こういう柔軟な動作は、まさに機械の真骨頂だなぁと。
あいかわらず、ぐんぐんズームにしてもレンズ描写が素晴らしいです。
それと、映像のシャープネスは自分では調整出来ないのですが、あまり強くかけられておらずPCで見ると物足りない場合があるんですがテレビで見ると拍手喝采です。
PCよりテレビでのクオリティ重視というのは、まさにハイビジョンカメラだなぁと思います。
滝のような激しい動きのある映像は、1080/60pの良さが前面に出てきますね。
静止画の切り出しも妙に楽しいのです。
インターレースではなくて今やプログレッシブであるために動きにも強く、写真で言えば冗談抜きで200万画素 + 秒間60コマ超高速連写をしているようなものです。
管理ソフトの「PlayMemories Home」で映像をコマ送りすると、秒間60コマ連写(相当)の猛烈な動きがよく分かります。
プロのスポーツ撮影で連写するってのも、やりたい事は極論するとこれであり、根源的に秒60コマで被写体を捉えるハイビジョンは話がもっと早いというわけです。
将来的に画素数が四倍に増える4Kカメラが普及すれば、切り出し静止画も800万画素となるわけで、今はまだまだでも、「とにかく連写しといて後から選ぶ」的な用途なら、高額なプロ用一眼レフが不要になる時代が来る時もあろうかと想像してしまいます。
カメラの事ばっかり言っていますが、HDR-PJ760Vだと、とにかく装備が身軽で済むので、観光もゆっくりできて二重に嬉しいものがありますね。
今後、混雑する観光地などに行ける事あらば、その魅力はさらに心に染みこんでくる予感がします。