2012年8月18日土曜日

HDR-PJ760Vの映像や写真をプリントした感想

今回の記事は、HDR-PJ760Vの切り出し静止画や500万画素写真をプリントした話について書かせて頂きたいとおもいます。

■ちょっと無茶かもA4プリント■

HDR-PJ760Vの1080/60p切り出し静止画は、207万画素分の情報しか無いため、2Lプリントじゃないと粗くなり過ぎて困るだろうと思ったんですが、プリントが欲しいとリクエスト頂いた方が「2Lはもう小さくて物足りないから是非ともA4で」との事。
やる前から色々言ってもしゃあないので、とにかく花火の1080/60p切り出し静止画を愛用のキヤノンMP600でもってA4プリントしてみました。

ちなみに、先日の関山大滝を、切り出し静止画ではなくて500万画素写真モード撮影をA4プリント。
違いも大いに気になるところです。

というわけで、MP600から仕上がってきたA4プリントを、自室の床に並べて色々チェックしてみました。


案の定と言うか、やはり207万画素だと2Lサイズでのプリントをするべきだなぁという結果。
A4プリントは、さすがに207万画素しか無いのでは、HDR-PJ760Vがどうのじゃなくて、根本的に情報量が足りないという再確認になっちゃいました。

それに、元の映像が16:9なので、左右が完全に切れています。
207万画素でも足りないってのに、それよりもずっと情報が減っている拡大プリントなわけで、不利にターボチャージャーがかかってますのぉ。

しかも拡大倍率が高すぎて、ビデオのドットが見えてしまっているのはさすがに厳しいかな。


ただ、あまり直線が目立たない被写体の場合は、「ちょっとぼやけているな」くらいで結構見られる結果になる時も多いです。
個人個人の許容範囲というのもあるけれど、完全に駄目というわけではないです。
傾向としては、なるたけ街並みとかの人工物は避けて、自然風景とか、花火でもあまり線の目立たないものなら案外行けるかな??これからは・・・と言った所。

どっちみち、プリントに目を近づけて粗を探すような鑑賞方法はいけません。

ちなみに、プリントになると、同じ207万画素映像であっても、写真の色空間や設定をそのまま継承しているEOS 7D+EOSムービー切り出し静止画の方が向いている印象ですね。

HDR-PJ760Vの切り出し静止画は、どうしても写真とは別の色空間、テレビ上映重視のビデオプリントになってしまいますし。

500万画素写真の方は、写真モードだけあって、ぐぐっと良い感じですね。

部屋に飾って、常識的な距離から鑑賞する分には満足出来るかなと。

さすがにEOS KISS X2やEOS 7DのようにA4でもクッキリと印刷、とまでは行かないのですがしょうがない。
ちょっと昔は400万画素くらいで写真プリントやっていたのを思えば、これぐらいあればいけるかな。