今回の記事も、我が家を探したら出てきたボールペンについて書かせて頂きたいと思います。
なんとイギリスのパーカー社のボールペンで、ディズニーランドで買った(と思われる)「パーカー・ディズニーランドボールペン(英国製)」です。
ネットで検索したのですが、今となっては正式名称も型番も分からず、「パーカー・ディズニーランド・ボールペン」と呼称させて頂きますけれど、これ発見した時は相当にビビりました。
パッと見ればディズニーランドのお土産品だという事は分かるのですが、サプライズ・ポイントはクリップのカタチなのです。
クリップが矢のカタチをしているので、「矢にするなら、ホントにパーカーなら良かったのになァ」って思っていたら本当にパーカーだったという、良い意味でのビビリ。
さすがは夢の国ディズニーランドか、おみやげ品が舶来筆記具の一流ブランドだもの。
これ、自分で買ったような記憶もあるのですが、どうもハッキリしないんです・・・。
格子パターンが切られた樹脂製のグリップには、「英国製」を示すMade in U.K.の刻印もあります。
悪口ではなくて、この油っぽい感じの樹脂って、なかなか日本製では見られない舶来品らしさがある質感かなぁ、なんて思えます。
メタル製のペン尻キャップの天冠部分には、嬉しいパーカーのマークが刻印されています。
このペンは少なくとも10年以上前のペンなので、それなりに年季の入った金属面であります。
もちろん、このボールペンは使い捨てなどではなく、分解するとあのガッシリとしたパーカータイプ・リフィルが姿を現します。
パーカータイプのリフィルと言うか、本家本元パーカーのリフィルそのものというのが、感慨深いものがありますね。
ペン尻をノックすると、カチッとという小気味良い音と共にペン先が繰り出されて筆記体勢に入ります。
パーカー・リフィルは、その形状から想像出来る通り、非常に頑丈でペン先も揺らがずに気持良く書けます。
このリフィルは最短でも10年以上前のものなので、インクもそれなりに劣化していて、お世辞にもスルスルという訳にはいきませんでしたが、問題無く書けたのでホッとしました。
ディズニーランドを完全に抜きにしたとしても、パーカーの樹脂軸ボールペンとして揺るぎのない魅力があります。