先日購入したdocomoガラケーの「富士通F-01E」ですが、ホント感動的に小さくて軽くて薄くてカッコ良くて、心がはずむモバイルライフ復活です。
その話はまたの機会にさせて頂くとして、今回の記事では、内蔵している「1310万画素 Exmor-Rセンサーカメラ」について書かせて頂きたいと思いますが、これがカメラですが想像してたよりも何割増しも良い感じです!!
まずは、めっちゃ大好きなケーキ屋さんの中にて、F-01E液晶画面フィットサイズの854x480ドットモードで撮影してみました。
暗くて気むずかしい光源の店内でも、破綻しないでサクッと撮れるのはビックリです。
折り畳みタイプなので割りと自由なアングルで撮影しやすいというメリットがあるのも再認識。
きょうびのケータイは処理速度が凄くって、もはや854x480ドットくらいでは何の苦にもならないビュンビュンっぷり。
でも次からはいよいよ1310万画素で撮影してみることにします。
ケーキとペンを1310万画素モードで撮影してみました。
ここから先は全て1310万画素モードなのですが、掲載データ量の問題があるので、854x640ドットに縮小しています。
まず、モバイルカメラで毎回気落ちさせられる事の一つに色の悪さがあったんですが、F-01Eのカメラはまるでキヤノンばりの優秀なオートホワイトバランスです。
色つきの光源、暗めの店内、ゆるーいホールド、と、EOS KISS X2でもシッカリやらないと苦しい条件でもパッとこんだけ写るんですねー。
ちなみにペンですが、奥が「シェーファー・インテンシティ・バイオレットストライプ」、真ん中が「セーラー万年筆・優美蒔絵・うさぎ(レッド)」、手前が、「セーラー万年筆・優美蒔絵・麻の葉」で、今日はdocomoショップでちょっと書き物を予定してたんで持ってきました。
曇天の仙台市街地を撮影してみました。
F-01Eの背面を見ると、不安になるくらいオモチャっぽいレンズが付いているのですが、撮影してみれば、昔のモバイルカメラみたいなナメ切った露骨に酷いような収差はなく、なるほど1310万画素かぁって思わせるくらいの精細感を、なかなか頑張って引き出しているかなぁと。
1310万画素だと、さすがに液晶フィットの41万画素よりは処理速度が長くなりますが、それでも、まぁ連写とかは無理ですが、撮りたい構図を次々とこなせるくらいの速度はありますね。
見るべき点は色がしっかりしているところかなぁと。
画素よりも、モバイルカメラで撮影意欲がなくなる一番のターニングポイントって、やっぱり色が変ってところなんで、富士通F-01Eは、まだ短い期間ではありますが、使い続けたいと思わせるくらいの画が撮れてます。
ポツポツと雨が降ってくる中、愛車のアイちゃんを撮影してみました。
雨と言えば、このF-01E、説明書によると「水深1.5mのプールの中で水中撮影が可能な防水性能を持っているんで、大雨でも全然構わず撮影出来るんだろうなと。
アイちゃんをもう一枚。
無理な姿勢でも、手ぶれ補正が結構効いてブレにも強いし、折り畳みならではのアングルの自由さもやはりデカイ。
本気でデジカメと画質を比較してしまうと粗はありますが、大切なのは、毎日持ち歩く電話でこんだけ撮れるのかって事で、「うむー」と考えこんでしまう。
Webのメモ用途を超えて、旅行でメインに使ってもいいかもしんない!!と思えてしまう。
カメラがF-01Eで良いなら、荷物の軽量化は新時代(?)になるだろうなぁと。
正直、ケータイで写真かよってナメてた点はかなりありました。
しかし、普段持ち歩く電話でこんだけ撮れちゃうとなると、ケータイだけで良いわ!!ってなるよなぁと納得させられるものがあります。
もっと悪条件下とか、色々な場面で撮影するとまた違った感想が出てくるでしょうが、F-01Eでモバイルカメラの見方が確実にグレードアップしました。
あと、F-01Eが素晴らしいのは、ガラケーなのにまるでスマホみたいに最初からツイッターやブログに投稿するのを考えられた設計だという事です。
写真を撮影したら、すぐに登録した投稿先(ツイッターとか)にメール投稿とか出来るようになってて、1310万画素の大きな写真も、投稿時に縮小するかどうか聞いてくれるから苦労が無い。
ガラケー、ガラケーと言うけど、本当に小さくて使いやすい上に、お仕着せの機能の範囲内ではあっても「もしかして、もうこれでいいとかって・・・」と思えるくらい色々な事が出来て、なんかもう意気が揚がりまくりですよ。
富士通F-01E、スマホ時代にあえて作られたガラケーだけに、なんか気合が半端じゃない。
■F-01Eで撮った写真のPC転送について■
※ここから先の写真は、ソニーHDR-XR500Vの600万画素フォトモードをVGA縮小したものです。
ちなみに、F-01Eで撮影した写真をどうするかですが、USBケーブルでPCに接続してしまうのが一番手っ取り早いです。
USB充電もされるのでまさに一石二鳥というわけですが、ケーブルは添付されないので、ElecomのMPA-BTCFUSB/BKというケーブルを別に買って来ました。
管理ソフトとかを介する必要もなく、普通に内蔵メモリカードがPCからUSBストレージに見えるので、ファイルのやりとりは自由自在です。
ただ、F-01E本体を「USB接続のmicroSDカードモード」に切り替える必要があります。
また、ドライバはdocomoから入手可能です。
NTT docomoのF-01Eドライバはこちらから
もう今ってDVDだのCDだの付いて来ない時代になってますね。
しかも、なんと、USB接続してPCとファイルやりとりしようって状態のままで普通に本体の操作できて、電話までかけられてしまう!!んですよ。
今って、他の電話もこういうのが当たり前になっちゃってるのかな??・・・ふへぇ。
あと、F-01E、本体表面が高硬度ハードパネル採用で、ガラスを使って質感を高めているスマホに、ちょびっと対抗してる感じも頼もしいです。
かなり高級感があって、しかも、その表面には有機ELで時計が浮かび上がる(側面のカメラボタンで、3種類のレイアウトに切り替え可能)のですが、背景がさすが有機ELらしくクッキリと闇なので、文字だけがフッと浮かび上がってなかなかファンタジックです。
富士通が得意とする指紋認証とか、まだまだ機能をあまり試せていないですが、末永く使うつもりだし、ゆっくりとやって行きたいと思います。