ヴィータさんやPS4は、何と、セーブデータをオンラインに保存しておく事が出来るようになっています!!
機能そのものは、もう随分前から実装されてるものだったんですが、これ、いかんせん、PS Plusの会員にならないと利用出来なくって、今までは横目でチラッと見ているだけでありました。
しかーし、もう会員になってるので遅ればせながら使用してみましたが、例によって、想像以上にすぐれもの!!
まずビックリしたのが分かりやすくて使いやすいという事なんです。
どうせ、コンテンツ管理を呼び出して、ゲームを終了して、長々とした手間がかかるんだろう・・・とか悪い方向に考えていたら全然そんな事ない!!
Vita OSの数多い美点の一つであるゲームのLive Area(ライブエリア)からワンタッチで利用可能!!なんですね。
なんか、右上にPS Plusのアイコンがあるじゃないですか、これを選ぶだけ。
つまり、ゲーム中でも、すぐにライブエリアに戻り、パッとオンライン・バックアップが出来る!!わけです。
これぞ、ライブエリアの威力でありますね!!
名前ですが、セーブデータうんぬんではなくて、オンラインストレージになってますね。
使い方は、繰り返しになりますが、ホント分かりやすい。
バックアップしたい時は「アップロード」ボタンを押すだけ。
たったコレだけです。
戻す時も、今度は「ダウンロード」ボタンを押すだけ。
ヴィータさんって、OSもアプリも、全体的にとにかく分かりやすい設計になってますが、オンラインストレージに至ってもなおその美点が失われる事が無いというのは実に大したものだと感心させられます。
ファイナルファンタジーXのセーブデータは、自宅の光回線+無線ルーター経由ですが、スパパーッと数秒でバックアップ完了しました。
速度は回線速度に左右されると思いますが、とにかく使いやすくて分かりやすいのは素晴らしい。
■PS Plusについて思うこと
当初、もちろん、PS4を買ったら無料で3ヶ月の会員権が付いてきたからこそ加入したPS Plusですが、色々とここまで良いものだったのか!?とびっくりする事が多くて、これはもうずっと会員でいよう、と思わされるものがありますね。
何が良いって、いつでもやめられるし、会費を払うのをやめたとしても、過去に受けたサービスは死なずに生きている点なんですね。
普通に考えると、過去にダウロードした無料対象のゲームとか、セーブデータとか、やめたらチャラなるもんだと思いますよね。
会費払ってない間は当然サービス停止ですが、会費を払うのを再開すると全部復活するんですよ。
まさか、そこまでとは分からなかったです。
会費ったって、月500円で良いし、セーブデータまで守ってもらえるわけだし、何というかこういうのを良サービスって言わなきゃ、何を言うのだろうってレベルになってるんじゃないかなーと。
特に、やめても良いというレベルじゃなく、復帰を許している点で、むしろやめやすい。
やめやすいサービスなんて、良い意味のカルチャーショックですよ。
しかも、やめやすいと、むしろやめたくなくなる不思議!!
ヴィータさんの「水」表現
せっかく(?)なので、またもヴィータさんの「ファイナルファンタジーX」を題材に、水の表現について書かせて頂きたいと思います。
水と言っても、PS4のトゥームレイダーみたいに、圧倒的な演算パワーでもって、うねる水流をリアルタイムで物理演算!!とかいう所までは行っていないのですが、単なるソリッドな絵ではなくて、ゆらゆらと光を反射し、観ていて美しいと思える、ゼリーのように輝く水面、という所までは実現されています。
確かに、PS4のように物理演算とまではいかないですが、ぐるぐる動く画面に合わせて、水面の表情(光の反射等)がテラテラに変わりゆくさまは、うん、そうそう、こういうので良いんだよって思えるクオリティになっています。
ヴィータさんの登場によって、「携帯ゲーム機は性能が低くて、据え置き機のサブセットに過ぎない」という認識は無くなりましたが、それでも、手のひらの小さなマシンが頑張る姿は感動が大きいもんです。
というか、まだまだヴィータさんは伸びてゆくマシンだし、これから先も沢山の感動が待っているでしょうね。
(すぐに圧倒的な驚愕体験を得たければ、ポチッとな、PS4リモートプレイするだけでいけるし!!)