ゲームブログという名前なのに、実はゲームのブログではない当ブログですが、このところ順調に(?)ゲーム関連の記事が増えております。
そんな中、今回の記事では、あまりの素晴らしさに終わるのが勿体無く、わざとゆっくりプレイしておりました「ファイナルファンタジーX/HDリマスター」をついにクリアしてしまった話について書かせて頂きたいと思います。
壮絶なネタバレになるので、もちろん、エンディングとかラスボスについては一切触れる事はいたしませんが、とにかくこのゲームは最初から最後までブレる事なく素晴らしかった!! 百点満点の最高のゲームだった!!
ちゃんとゲームの初心者にも配慮してあって、頑張れば誰でも楽勝にゲームを進められる仕組みなのも大拍手。
ちなみに、このゲーム、へたすると「ちゃらいラブストーリーなんじゃないの?」と誤解されてたりする事もあるようですが、それは全然違います。
ファイナルファンタジーXは、親子の絆と、見守ってくれる人の存在の温かさ、というものを正面から描いた力作なんです。
このあたりは、じわっと泣けてしまいましたね。
子供を想う親の気持ちとか、親を想う子の気持ちとか、私はそういうのに弱くて・・・ぐすん。
あと、もちろん詳しくは触れられませんが、クライマックスは総毛立つほどに感動したし、エンディングも、おそらく日本のPRG史上でも屈指の出来栄えだと確信しています。
ファイナルファンタジーXを作ってくれた全ての皆さんに心からの感謝をしたいです。
大げさでなく、ヴィータさんというゲームマシンの価値が、私の中ではこの一作だけでさらに二倍くらい高まった(!!)感がありますよ。
それと、ファイナルファンタジーXは、当初、確かに1からヴィータ専用設計にしたものではないため、甘く見ていた所がありました。
確かに、HDリマスターという仕様上、ヴィータを使いこなしていない面もありますが、戦闘シーンなどはキッチリとヴィータの超高性能が空回りしないように作られており終始、飽きること無く感動する事が出来た程のハイ・グレード作となっていました。
いつか息切れするんじゃないか?と心配していたモンスターも、先に進むにつれてどんどんスケールアップして行き、むしろそこまで作り込むか!と驚かされる事ばかりでしたね。
それと、やはり、ヴィータのグラフィック性能は素晴らしい。
ゲームアーカイブスで「どこでもいっしょ」とかをやると、確かに今でも十分に通用するクオリティではあるんですが、ゲーム機の性能や作りやすさにおいて、まさにゲーム機そのもののターニングポイントとなったヴィータさんの、その専用ソフトにおける迫力は、やっぱり違うなぁと。
ついにクリアしてしまったファイナルファンタジーX。
やはり何かこう喪失感みたいなものがありますね。
それくらい、本当に良いゲームだったー。
これから「どこでもいっしょ」で、FFXキャラの名前をトロに教えてあげようかな!!