日々大好きになってゆく、愛車の三菱アイことアイちゃん(家族もディーラーさんも、アイは呼び捨てにしないで「ちゃん」づけしてたりします)ですが、今回の書かせて頂きます記事は、その日記シリーズです。
今日は朝から涼しかったんで、アイちゃんのタイヤハウスや下回り全てにワックスがけしました。
下回りの手入れは、ビニールシートを地面に敷いて寝っ転がってやるのが基本姿勢。
ただし、早朝とかって、蚊がアイちゃんの下回りの中で休眠してるんで、下回りを水拭きとかし始めると、比喩表現でも何でもなくそのまんまモスキート怒りの攻撃が開始されるのが悩み。
長袖・長ズボンでやってても、向こうも必死なんで、どこかしら肌の部分が刺されまくり。
アイちゃんのリアサスペンションは、後輪駆動車ならではの、3リンク・ド・ディオン・アクスル方式になっています。
これが極めて優秀。
軽自動車の枠だから、車両本体価格が150万円くらいなんだけれど、知っている人が見たら「そんな価格で売れるわけねーだろ」と一蹴してしまうくらい、あちこちオーバークオリティで作られているのが分かると思います。
アイちゃんは、確かに三菱自動車という会社が作った軽自動車枠のクルマではあるのだけれど、下回りを見ていると、まさに、日本の自動車産業が生み出した奇跡のミニマムサイズ・マシンであると感心させられてしまいます。
280馬力マシン乗っていた時代と比較しても、アイちゃんはそういうモンスターと比較して、さすがに軽自動車枠という制限はあるものの、そこを考慮すれば全然負けていない気すらする。
このアングルからだと、45度傾斜して低重心でマウントされた、3B20型 MIVECターボエンジンのシリンダーブロックがハッキリと見えます。
この3B20エンジンは、現在は設計を変えてFF車用でリブートしているけれど、もともと、ミッドシップ・マシンのために専用で新規開発された、稀有なエンジンであります。
3B20くらいのパフォーマンスがあるのであれば、ミッドシップ・カーとしては、むしろ64馬力がちょうど良いのではないかと思わされるくらいのエンジン。
280馬力とかだと、余裕でワンミスでスピンして自爆とかあるから、64馬力はむしろ歓迎だったりします。
アイの場合は、もっと上が欲しければ、世界初の市販電気自動車「アイミーヴ」があるし、本当に大感謝。
フレームもワックスがけ。
アイちゃんは、本当に各部分がシッカリ作られていて、設計者の燃える魂が感じられます。
クルマに限らないのですが、モノの価値というのは、希少性や値段ではないです。
いかに魂を込めて作られたか、そして大切にしているか、この2点が全てではないでしょうか。
ないでしょうかとか言われても困りますか、すみません。
アイちゃんのリアタイヤですが、アルミホイルのスポークの間から、リアサスペンションやエンジンなどの構造物がシッカリ見えてしまうので、下回りの掃除はシッカリやりたいところ。
しかし、どんなに綺麗にしても、一回走ると土埃とかが付着してしまうので、あんまり気にし過ぎるとヤバかったりします。
フロントタイヤのタイヤハウス内部です。
一応、アイちゃんのタイヤハウスや下回りは毎日水拭きしているので、素手で触っても汚くない状態にはしています。
タイヤハウス触った手で、そのままサンドイッチ食べられるくらいにはなってるかな?
雨上がりとかは無理だけど。
フロントサスペンション周りです。
ちなみに、汚いとか綺麗とか関係なく、絶対に素手で水拭きとかワックスがけはしてはいけないです。
パーツが鋭く突き出していたり、エッジが切れ切れだったりするので、怪我しまくりです。
おすすめは耐油手袋をして作業することです。
軍手のようにつるつる滑ったりしないし、ゴム付き手袋みたいに摩擦力が強すぎる事もない、調度良い手袋です。
アイは心から良いクルマ。
アイのオーナーさんは、どうか誇りを持って大切に乗って欲しい・・・とかって、偉そうに言ってすみません。
でも、アイは本当に素晴らしいです。
アイに恥じないドライバーになるため、思いやりを持った優しい運転を心がけて、絶対に粗い運転や人様を押しのけるような運転はしないと誓っています。