ソニーのXperia Z Ultraですが、買いたてホヤホヤにも関わらず早くも八面六臂の大活躍中です。
■これこそ「真・ザウルス」!!
かつて、私はシャープの電子手帳(液晶ペンコム)「ザウルス」のヘビーユーザーでした。
心血注いで打ち込んだモータースポーツ活動、そのスケジュールとか会議資料を全部ぶっこんで週末はどこかのサーキットを駆けまわっていたものです。
その際、無くてはならない存在だったのが「インクワープロ」だったんですが、「7 notes with mazec」によって、当時のインクワープロ以上のものが完全に復活。
こればっかりではないですが、インクワープロ(製品は全然違うとは言え)完全復活も加わって、Xperia Z Ultraは、もはや「真・ザウルス」となった!!
インクワープロは、文字の変換など考えないで、とにかく手書きでバンバンとメモを取れるスピード感が命。
Xperia Z Ultra + 7notesは、余すところ無くその動きを再現してくれています。
ただ手書きが出来るだけでなく、長文を書く前提で、流れるような処理がしゃしゃーっと快適。
ちなみに、2000円くらいする純正のペン(スタイラス)なんですが、とても書きやすいのは間違いないんですが、いかんせん先端が硬いため、通常の液晶保護シートだと、曇るくらいの書き傷がすぐについてしまいます。
それに気がついて、すぐに指に切り替えましたが、このあたり今後使い方をどうするかはまだ決めかねてます。
ひとしきり手書きで書いたら、そのまま保存しても良いんですが、ここぞ7notesが真価を発揮する時っ。
極上に正確な、手書き文字からの清書(テキスト変換)!!
手書きでドバーッと書いておいて、後から時間が出来た時に清書出来るわけです。
しかも、多少文字が乱れても、書き順を間違えても、前後の文脈から類推して、正しい変換をしてくれる頭の良さこそが肝。
崩した漢字や記号はちょっと難しいですが、ほぼ間違いなくビシッと清書してくれるのでもう嬉しくなっちゃいますね。
紙とペンが一番というのは当たり前ですが、防水のXperia Z Ultraは、雨の中でも万全のメモがとれるのだぁぁぁーっ!!!
意外と屋外は雨が多かったりするし。
実は、7インチのandroidタブレットを買った時に、この真・ザウルス的な感動はし終えたと思ったんですが、どっこい、Xperia Z Ultraは、その優れものの7インチタブレットを知っていてなおさらなる感動を呼び起こしてくれていますよ。
7インチタブレットを携帯性で遥かに上回る上に、作業がのびのび出来る点は全然スポイルされていない。
とどめの防水で、どんな環境でも使える。
すげぇぜXperia Z Ultraーーーーっ
ここからは、ちょっと話は変わって、810万画素デジカメとしての話をさせて頂きたいと思います。
■810万画素デジカメとしても、やっぱり良さそう!!
自然光のみで、ちょっと薄暗い室内で、朝食のサラダとパンを撮影してみました。
オートホワイトバランスだとかなり青っぽくなるんで、昼光にしてみました。
この条件でこれくらい撮影出来れば、やっぱいいなぁと思う!!
紫の花(アサガオ)を撮影してみました。
色の表現とかは、映像エンジンにかかっているため、ソニー自慢のBIONZ(ビオンズ)が搭載されていないXperia Z Ultraはちょっと心配だったんですが、BIONZのようにはいかないまでも、BIONZ投入前の最終世代としてはベストを尽くしている印象がありますね。
ミニトマトを撮影してみました。
Xperia Z Ultraは1/3インチ Exmor RSセンサー搭載なんですが、ボケ味は薄味であるものの、嫌な味ではなく、1/3インチらしい表現になってるのかなぁと。
1/3インチって、デジカメ黎明期のあのとろけるようなユーザーの熱気を知っていたりすると、感慨深いサイズだったりします。
日陰の暗い場所に咲く花を撮影してみました。
ISO感度をマニュアルで50に固定してあるんで、暗い場所は暗いままで、意図しない増感によるノイズも発生せず、ホント、良い意味で普通のデジカメと同じに撮れます。
マニュアルと言っても、設定範囲は限られていますが、何はともあれ、ISO 100やISO 50に抑制出来して撮影出来るっていうのは、もうさすが分かってるぅーという感じですな!!