なんと、メインPCとして活躍していた15.6インチのCore i7-2630QMマシン「Aspire 5750G」が不調となってしまいました。
液晶を閉じたらスリープという設定が、しばしば電源切断になってしまい、HDDがじわじわと破損して行った感じなんです。
そこで、スマホ/タブレットのモバイル用途だったはずの、8インチWindowsタブレット「東芝dynabook tab VT484」を、まさかのメインPC用途に昇格させてみました。
結論から言うと、思いっきりとはいかず、ちょっと気を遣う必要はあるものの、メインPCとしても、ちゃんとやっていける感じであります。
いや、むしろ、普通のノートPCよりもこっちの方が良いかも知れないと思えるくらいです。
Bluetoothキーボートとマウスを接続した、本物のピュアPCとして使いつつ、一瞬にして、スマホ・タブレット的モバイルにチェンジ出来る身の軽さはかなり感動してしまいます。
これは、本来、8インチWindowsタブレットが持っている特性ではあるんですが、メインPCとして使い始めると、その美点がロケットを打ち上げるような勢いで空へと昇っていく気持ち。
メインPCとして、これが出来なきゃ絶対ダメというのが、一眼レフからのデータ(RAW)読み込み、現像、ビューが一台で出来ること!!
東芝dynabook tab VT484なら、そりゃあCore i7-2630QMマシンにゃ及ばないものの、処理速度が遅いだけでちゃんと一通りこなせてしまうんです。
手の平モバイルマシンなのに、EOS KISS X7をUSBケーブルで接続して、写真データを全て読み込み、キヤノン謹製の現像ソフト「DPP」でもって撮った写真を現像し、管理し、そのままフォトフレームとして人様にササっと持っていってお見せ出来る。
モバイルでありながら母艦でもあるという、言わば「すさまじい特長」を持っている8インチWindowsタブレットの威力が大炸裂する瞬間でもありました。
ちなみに、CPUであるAtom Z3740は、モバイルとしてはやはり高性能です。
1.83GHzの4コアは、Windows 8.1の制御のうまさもあって、電気食わない割に、きちんとした馬力あります。
遅い時というのは、Atom Z3740がどうのこうの言うより、メモリ2GBのせいである事が多いんじゃないかな。
とにかくWindowsは何でも出来てしまう万能OSであるため、メモリの食らい方も半端じゃないです。
もちろん、その割には、Windows 8.1はうまく制御していて、開発者の手腕の素晴らしさに脱帽します。
2GBでも、ここまでやれるものなのかと、賞賛する気持ちではあるものの、やっぱり、あれもこれもやろうとしてしまうんですよね。
CPUは今のままでいいし、OSも32bitでもいいから、何も言わずとにかくメモリ4GB搭載してくれという気持ちになっちゃいますね。
重そうなアプリ起動する前は、こまめに他のアプリ終了したりして簡単ではありますが工夫してます。
手のひらモバイルなのに、メインPCにもなれる。
これは画期的で、長い事コンピュータでごはんを食べさせて頂いている身ですが、東芝dynabook tab VT484が最高の最高に感動マシンというのは揺るぎないです。
Windows 8.1を強化したWindows 10も発表されたし、次の進化も見えて来ているのも頼もしい。
ピュアPCと、手のひらモバイルが混在一体となっているというのは、Windowsモバイルの最高の美点であり、決して折れる事なく、この美点をさらに輝かせるように伸びて言ってほしい。
期待している、なんて生易しい気持ちではないくらい、次の「進化」を待ち望んていますよ!!
(追記)
東芝dynabook tab VT484というか、8インチWindowsタブレットの良さは、布団の中でも本体が加熱せずに本物のPCが使える事。
東北に寒い冬が到来ましたが、節電のために、私の自室の暖房(エアコン)は封印されつづけています。
寒い中では、布団の中にもぐって、仕事のための予習したり勉強したりツイッターとかしたい。
従来までの万能型モバイルなら、富士通LOOX U/G90があるのですが、冷却ファンが必要なマシンだけに、布団の中で使うと触れないくらい加熱して壊れそうになってしまいますが、東芝dynabook tab VT484なら結構大丈夫。
寝落ちして、体の下敷きにしてても耐える頑丈さも良いですが、これはたまたま大丈夫だっただけかも知れず、下敷きは絶対にやめた方が良いです(当たり前か・・・)
手のひらモバイルでありながら、フルスペックPCにもなり、どちらの実用性も一線級・・・こんなマシンはかつてありませんでした。
東芝にはこれからも大きく期待しているので、良いマシンをこれからもよろしくお願いします。