2015年3月14日土曜日

ヴィータで「ドラゴンクエストヒーローズ」やってみたら、相当に遊べて、またまた驚いた!!

最初は不安だったアクションRPG版のドラゴンクエスト「ドラゴンクエスト・ヒーローズ」でしたが、なんでこんなに面白いの!?というくらい気に入り、今やもう全開で楽しんでいます。

普段はPS4 + パナソニックのプラズマテレビでやってますが、プレイする場所が固定されていると辛い時もあって、場所が自由になるヴィータでも、いよいよプレイしてみました!!


いやー、携帯ゲーム機のヴィータでPS4の画面が出るのは、何回味わっても素晴らしい体験ですね。

ちなみに、PS4リモートプレイは、ヴィータ用ゲームを終了しなくとも実行出来るんでありがたい。

今も、ヴィータ専用ゲーム「朧村正」を実行したままで、PS4のドラゴンクエストヒーローズで遊んでいます。


ヴィータのリモートプレイは、実際に遊んでみると分かるのですが、画質に関しては全く心配ないです。

解像度は異なるとは言え、きれいな整数倍になっているので、画面が歪んだりぼやけたりする心配なく、特にヴィータの5インチ有機ELモニタは、へたな大画面液晶テレビよりも良いんじゃないか?などと思えてしまうことも。

ソニーは映像のプロなので、ここらへんの制御は、むしろ心配する方がおかしいくらいの勢いですね。

ただ、ハイビジョン映像特有の「元々のテキストのサイズが異様に小さい」という問題はあって、そこらへんは割り切る必要があるかも知れないですね。


映像の美しさはもちろん、サウンド面でもばっちりです。

音の帯域もきっちり確保されているのか、ヘッドフォンを使うと臨場感にも抜かりの無い音質。

ここらへん、音響・映像機材で常日頃からテクノロジーを磨きに磨いているメーカー製品のメリットかも知れないですね。

ちなみに、音と言えば、PS4ならではの「コントローラーのスピーカーから声が出る」というギミックは、普通にスピーカーからの音声に統合されているので、聞こえない心配はないです。


ドラゴンクエスト・ヒーローズのPS4版は、秒間60フレームですが、ヴィータで遊ぶと秒間30フレームになります。

ただ、元々からして30フレームできっちり遊べるように設計されているため、贅沢さが薄いというだけで、プレイでの問題は実質無いと言えると思います。

いや、贅沢さと言うならば、手のひらのマシンでPS4ゲームが遊べる贅沢さのインパクトが凄いので、むしろプラス方向に行くかも知れません。

もう一つの心配は、操作性ですが、ヴィータは、PS4とはキーのタッチが違うというだけで、快適性はほとんど負けていません。

左スティックで移動、右スティックでカメラという操作が、本当にPS4に負けない快適さで出来るというのは、歴史的な快挙と言えるでしょう。

携帯ゲーム機の世界で、PS4という非常にグレートな存在が比較相手に出てくるというのは、ヴィータが無かったら、本来ありえない話だったはずですよ。やはり大したものだ。


ただ、どうしてもヴィータで弱いのは、L2・R2キーが無い点です。

L2はキャラクター・チェンジ、R2は「みかわし」をするキーですが、これが、正面スクリーンの左上(L2)、右上(R2)をタッチする事で代用されています。

意外にタッチしやすい場所にあるため、驚くくらい問題なく遊べてしまう。

画面マップの拡大機能もあるし、実は、ドラゴンクエストヒーローズは、ヴィータによるリモートプレイも考慮して設計されているのではないかと思われます。


ドラゴンクエスト・ヒーローズは、自分がやりたかった動きを自在に出来て、巨大な魔物と臨場感ある空間で対峙出来るなど、こういうドラクエがやりたかったんだ!!という夢がかなりの部分までかなえられた傑作だと思います。

さらに、PS4だけでなく、ヴィータでもちゃんと快適に遊べるようになっていて、ついに次世代が来たという実感がグングン強まっていますね。


ちなみに、ドラゴンクエストヒーローズは、今や個人的に、大切に保存しているファミコン版の初代、2、3で感じていた「新しい世界が来た!!」というワクワク感が復活しています。

PS4の超高性能補正もあるんでしょうが、アクションのドラクエはまさに個人的には、ごつい大成功。

ほんと、面白い!! 良いゲームです。


■追記
ドワドキアにて、ヴィータを使って本気で(?)レベル上げやってみましたが、ビアンカでもって当面一番の強敵のバトルレックスともPS4に劣らない激戦が出来ています。

移動とカメラがPS4に劣らないというのはかなり大きく、やってて驚くくらい自然に操作出来ています。


コントローラーの形状が全然違うので、手の疲れという面では、やはりPS4が優れている点ですが、ヴィータもがんがん乱戦をこなしていける。

そもそも、いわば携帯ゲーム機のヴィータが、性能だけでなく操作性においても世界最強のPS4に、とことん食らいついていけている!!
これだけでも、歴史に残る快挙なんだと思います。


技の選択は、これはもう普通にハードウェアキーのR1に割り当てられているので、どんどん繰り出していけます。

むしろ、L2・R2キーが無いことで、逆に、L1・R1キーのつもりで誤操作してしまうストレスも無いので、ちょっと良い面もあるかな?!

ここまで来たら、よりPS4と親和性の高い、フルキー装備の新型ヴィータ発売が待たれる所ですが、設計はかなり難しそう・・・。


おおむね、ドラゴンクエストヒーローズは、ヴィータからのリモートプレイを想定した設計に思えます。

マップの拡大機能もあるし、防御や技の選択はハードウェアキーで心配ないし。

それと、やはりヴィータでPS4のドラゴンクエストが出来るというのは本当に素晴らしいですね。

有機ELモニタにこういうグラフィックスが表示されて、何のひっかかりもなく快適に操作できてしまう!!

PS4とヴィータがもうゲームの夢をだいたいかなえてくれたから、個人的にはもうゲーム機に思い残す事は無い気がする。