少しづつですが、PS4「ドラゴンクエストヒーローズ/闇竜と世界樹の城」を遊んでいますが、そろそろ強い仲間が続々と来てくれてますます面白さがUPして来ています。
まず、早期に仲間になってくれる、ドラクエ4のアリーナ姫ですが、格闘キャラとしてかなりの能力。
特に、アリーナ姫が3人に分身する「分身拳」が相当に強い!!
分身の時間も長く、そのまま3人分の攻撃が展開されるため、カメラで言うところの3CMOSみたいなシンプルで分かりやすい原理で強い!!
空中から炎をまとった蹴りを雨あられのように繰り出すアリーナ。
3人分身だと、もう、人間ミサイル攻撃衛星といった趣です。
ドラゴンクエスト4のアリーナ姫で、実際にやりたかった事ってこれだったんだなぁ!!というのがよく伝わる感じ。
アクションというと、ちょっと敷居が高いように思えますが、格闘キャラであるアリーナ姫にとっては、むしろアクションが良い舞台なのかも知れない。
ちなみに、アリーナの声優さんって、中川翔子さんなんですね!
実は、私は「超力ロボガラット」のファンで、お父上の中川勝彦さん演じるマイケル・マーシュのファンでもあったんで、何かこう感慨深いものがあります。
ゴーレムなどの体の大きな魔物を相手にする時は、アリーナの接近戦能力はかなり頼りになります。
若干、攻撃のリーチが短いのが気になる点ですが、個人的には、リアルタイム版のドラゴンクエスト・リメイクが欲しくてしょうがなくなってしまった。
びびるくらいに強いのが、ドラゴンクエスト8から来てくれた「ゼシカ」と「ヤンガス」。
ちなみに、PS4は、キャラとの会話において、いちいちフルボイスがつきません。
コントローラーのデュアルショック4から、「ねぇ」とか「うふふ」とか、その場に応じた短いボイスが出てきて雰囲気を盛り上げる感じ。
戦闘中の会話などはもデュアルショックから聞こえて来るので、打撃音などが大騒ぎの時でも、セリフを聞き逃す心配も少なくて、地味に嬉しかったりします。
出来るオッサンキャラが大好きな私にとって、ツボにはまるのがヤンガス。
海外ドラマを見ていると、男はむしろオッサンじゃないといかん!! ただしイケメンじゃないオッサンの扱いは、海外も扱い酷いけど・・・描写に愛があるので問題なし!!
ヤンガスは、なぜかホイミスライムのホミロンと熱い友情を結ぶ感じになるし、なかなか重要人物ポジション?
強さも相当なもんで、王様を超えてしまうか!?
繰り出す技に「溜め」の能力があるんで、手ごわい敵が増えてくる場面ともなるとヤンガスの存在がかなりありがたい。
しかし、特に凄まじい、まるで「朧村正」の百姫のごとき鬼の強さを誇るのがゼシカ。
さらに、立ち姿も凛々しいモデリングは勿論として、秒間60フレームでなびく長いスカートや、金色の装飾など服の処理もかなり凝っていて、ゼシカがこの作品のヒロインなのではないか!?(メーアは主人公枠)と思わさせるくらい、VIP待遇に感じられる!!
ゼシカが出撃すると、敵キャラの中でもなかなか手ごわい中堅どころが一気に怖くなくなります!!
まるで生きているようなキラーパンサー。
パッと高くジャンプして間合いをとったり、一気に突進してきて噛みついたり、変幻自在の攻撃はメーアやジュリエッタにとってなかなかの脅威。
盾で正面の攻撃を無効化してくる、さまようよろいの防御能力も、ボタン連打のごり押しを封じるなかなかの相手。
しかして、ゼシカが出撃しさええればどうなるか!!
ゼシカの鞭は、めちゃめちゃな攻撃力を誇ります。
もう誇りまくっちゃいます!!
鞭ってのは、かの悪魔城ドラキュラもそうですが、元々むっちゃ強いイメージがあるんですが、ホントにイメージ通り強くて大変な事になってます。
ゼシカの鞭の打撃の猛烈さは、もうですね、笑いがこみ上げてくるくらいのレベルに達しています。
強力な魔物の群れが、単なるゼシカの鞭の的に過ぎないという感じ。
鞭は、リーチもそこそこ長いので、魔物の群れを深く削り取りながら目にも留まらない兆速打撃が繰り出される爽快感は、もはや脳の薬かってくらいに自分に効きまくり。
ゼシカは、カンタン操作にすると、本当にカンタンに強力技が繰り出されるんで、アクションが苦手な人でも爽快感が手軽に味わえます。
アクションは楽しいけど、難しいなぁ・・・と感じる場合は、もうゼシカ登場まで耐えてくだされ!!と言うしかない。
どんだけカンタンかと言うと、ボタンを長押しするだけで、双竜打ちや、地這い大蛇という、非常に強力な技が出てくれるのでもう気分はガンダムに乗ったアムロくらいの気分。
ゼシカの鞭は、前方だけでなく、360度のぐるりをまんべんなく打撃してくれるんで、キラーパンサー等の生きているかのような変幻自在の動きをしてくる相手も、つけいる隙を与えません。
無敵キャラとまではいかないものの、アクション苦手な人への救済キャラくらいの威力が感じられます。
まぁまだ「シーラ」周辺までしか進んでいないので、今後、ゼシカすらもきつくなる展開が待ち受けているかも知れないですが。
ゼシカのハイテンション状態はもう手がつけられません。
鞭のスピードはさらに上がり、最後は、必殺技、広範囲を壊滅する魔法の「マダンテ」炸裂。
これはアカン。
もしもゼシカがラスボスだったら、ゲームクリアを諦めて別なゲームやってしまうレベル。
ドラゴンボールのフリーザ様くらいじゃないとちょっと勝てない・・・という気持ちにさせられる。
味方で良かった。
ゼシカは、プレイステーション最新作であるドラクエ8の正ヒロインなので、開発者さんたちも相当な気合でもって作り上げている感じ。
ちなみに、ドラゴンクエストヒーローズは、やればやるほどに面白さがどんどん上がってきていて、当初の不安な気持ちは一体なんだったんだ!?と懐かしくなってしまうほど。
ボストロールとスターキメラという二大難敵が登場する場面は、あまりの面白さに表情がゆるみまくりでした。
単にデカイ敵が出てくるだけでなく、動きが賢い!!
スターキメラは、ボストロールの体力をがんがん回復するやっかいなやつ。
じゃあ、スターキメラすぐ倒せばいーじゃん、て思いますよね。
しかしこいつ、なんという相手なのか、バリア張って攻撃がなかなか通用しなかったり、バリア解けても、とっとと遠くに逃げて、こっちの連打攻撃の目論見を打ち破り、どうだ!!とあざ笑うかのように振舞うのです。
個人的に、ドラゴンクエストヒーローズは、全ドラゴンクエスト史上最高の面白さになりつつあるのですが、それがどんどん固まって行く感じ。
へたすると、ドラゴンクエスト11が出なくとも、このヒーローズあればいいかな・・・とか思ってしまうくらいですが・・・気が早すぎてすみません。
このボストロール戦が本当によく出来ている。
ジュリエッタが作った、矢を大量に発射できる砲台「バリスタ」があるんで、これを使えば楽勝なんじゃないか!?と思うわけです。
実際にバリスタは強いのですが、バリスタを打っていると、魔物が妨害のために攻撃して来たりして、ごり押しは不可能。
そりゃそうだ、当たり前だ、と思うのですが、そういう当たり前の行動がちゃんとリアルタイムで出来ているのがドラクエヒーローズの数多い美点の一つ。
さらに、バリスタで調子に乗って矢を撃っていると、なんとボストロールに気づかれて、こっちに・・・こっちにズンズンと近づいて来ているぅぅぅ!!
ドラゴンクエストヒーローズ、すげぇぇぇぇぇ!!!
というか、やばい、やばい!!
うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
どうですか、これ。
バリスタの残弾数がゼロの状態で、ボストロールが目と鼻の先まで接近して来る恐怖!!
正直、これ以上怖いシーンがあるのか!?というくらいの勢いの、「ザ・ラスト・オブ・アス」の感染者に急に襲撃される、その次くらいに怖い!!
ラストオブアスもドラクエヒーローズも、ホラーじゃないのにホラーより怖い。
よく出来たゲームだけに与えられる称号のようなものですな!!
ボストロールに決死のラッシュを叩き込むメーア。
この段階においては、もはやドラゴンクエストヒーローズは、買って良かったどころのレベルを軽く超越してます。
なんというか、このゲームを作ってくれてありがとうです。
技術面では、海外ゲーム勢が優勢なのかも知れないですが、この脳の薬になるくらいのバトル感、爽快感は、やはりこのゲームの成功を予感させます。
アリーナ、ヤンガス、ゼシカの強力さも良いですが、やはり主人公・メーアも外せない。
ギガスラッシュ炸裂は頼りになるし、メーアの電撃攻撃が無いとロボット(キラーマシーン、メタルハンター等)相手には結構きつい。
ちょっとづつしか進められていませんが、ドラゴンクエストヒーローズは、こりゃもう疑う余地の無い良作かも!!
あと、このキャラクター使って、ドラゴンクエスト8と4をPS4リメイクしませんか!?
めちゃくちゃ出来が良いので、ゼシカやアリーナの元の世界をPS4でやってみたい。
ヴィータの最強技リモートプレイも強い味方!!