お盆休み中に、もしかしたら友達と行くかも知れないので、下見がてら、日曜日の仙台の動物公園に行ってPowerShot SX710 HSで撮影してみました。
このカメラ、薄くて小さくて、AFも速くて、光学30倍ズームで思いのままに撮れて、しかもお手ごろ価格で買えてしまう・・・本当に大変なカメラです。
小雨模様というあまり良くない条件下の動物公園で、果たしてどのように撮れるのか? 楽しみです。
いきなり、換算25mmでもって、今まで撮れた事が無かったカバの写真が撮れました!!
大きく口を開けて、水の中を動き回るところに遭遇出来るとは。
換算327mmによるサイ。
動物公園は、望遠系レンズがかなり威力を発揮する場所でもあるので、まさにうってつけ。
小雨模様で周囲が暗い中、フラミンゴが思いの通りの色で撮れました。
ただ、オートだと、かなり明るく写そうとしてしまい、赤い色が白っぽく飛びそうになってしまったんで、マニュアル撮影してみました。
シマウマの美しいゼブラ模様も、立体感たっぷりに良い感じで撮れますね。
キリンとシマウマが仲良く並んでの食事(?)風景。
逆光、明暗差が大きなシーンも、PowerShot SX710 HSはきちんと撮れてくれます。
換算233mmによる、キリンの顔のアップです。
1/2.3インチセンサーですが、キリンのディテールが見事に描き出されており、うへぇと声が出そう。
これぞ、PowerShot SX710 HSの威力、換算750mmによるキリンの顔のアップ。
食事中の、満たされたような穏やかな表情を一気に手元に引き寄せます。
こういう画が、トリミングなしに、光学性能のみで得られるのは本当に震えが来ます。
しかも、バズーカみたいな装備ではなくて、ポケットカメラなのだから恐れ入るばかり。
なんと、ゾウの食べる草がセットアップされていました。
こういうシーンも、パパッと撮れるのは本当にいいなぁ。
歩くゾウを換算166mmで上から。
中間ズーム域が多彩なので、本当に好きな画角が自由に得られて嬉しい。
換算25mmワイド端で、休憩所のテーブルを撮影してみました。
小雨模様だったからか、日曜日なのにテーブルに人が全然いなくてこういう写真が撮れるとは思わなかった。
換算750mmによるトラのアップです!!
小雨模様のシールドガラス越し、さらに750mm超望遠という不利な条件の中でも、これだけ撮れるのは本当に凄い。
ちなみに、トラの名前は「アイナ」というのですが、アイナは活発に動き回っていて、PowerShot SX710 HSの動体撮影能力ではちょっと辛いところがありました。
動体撮影と言っても、平面方向の動きならともかく、手前から奥、奥から手前の、Z軸方向の立体的な動きに追従するのは、やはり結構辛い。
ブレやピンボケがありますが、それでも結構気に入った写真です。
ここからはアイナではなくて、体が2倍くらい大きなトラと入れ替わりました。
ちょうどトラの入れ替え時間にも遭遇できて、この日は本当に色々と初めてが多くて嬉しい日でした。
色のついたシールドガラス越しにこれだけ撮れるのはやはり凄い。
ただ、AFは、完全なコントラスト方式なので、メイン被写体が何であろうと、とにかく「くっきりした」被写体にガバッと引き寄せられる性質があるため、一眼レフの感覚で立ち向かうと撃墜される場面もあるので注意しないといけないですね。
その点では、トラやシマウマは、体の模様がハッキリくっきりしているので、コントラスト方式AFのカメラには大きな味方。
PowerShot SX710 HSは、こんだけの画を、ほぼスマホと同等の空気で撮れるのも凄い。
家族連れの中に埋もれながら撮っても、その場の空気を全く壊さないから、ベスト・オブ・観光地カメラとも言えるかも知れない。
動体での撮影能力はちょっと苦しいのは確かだけど、そこまで要求したら過酷でしょう。
日常の記録から、動物公園での超望遠撮影まで、なんでもこなすスゲェカメラだなぁ・・・これは。