先日、64GBのストレージカードを購入した事により、余った32GBカードを活用すべく、しばらく眠らせていた初代ヴィータを復帰させたのですが、持て余すどころか、ここに来てヴィータ2台体制が見事にはまり、めっちゃ楽しく使えております。
ヴィータは、そもそも生みの親のソニーが携帯ゲーム機へのやる気をなくしてしまい、縮小の一途を辿っています。
しかし、ソニーがどうであれ関係なく、私はヴィータが大好き。
このところ、Windowsタブレットや、Xperia Z Ultraをもう持ち出さず、なんとヴィータをメインのモバイルに昇格させる(!!!)暴れっぷりです。
私のヴィータ(VITA 1100)は、ケーブルが専用品というのが不便なのですが、Amazonで買った変換アダプター類をかませるだけで、普通のUSBケーブルも使用可能だし、モバイルバッテリーも使用可能!!
ブラウザ、カレンダー、メール、ツイッターアプリも便利で、ぶっちゃけこれくらい使えると全然大丈夫。
もちろん、Xperia Z Ultraのような便利さは無いので、万人におすすめする類の話ではないです。
好きなヴィータで色々やりたい魂、みたいなものが無いと厳しいのは確か。
それはともかく、何よりも大きいのは、富士通のガラケーF-01Eのカメラとヴィータの連携。
過去の記事でも書かせて頂きましたが、富士通F-01Eで撮影した写真をすぐにメール送信し、ヴィータで受信、写真ツイートする!!という流れが確立出来たので応用範囲が本当に「マトモ」になりました。
富士通F-01Eは、ガラケーと言うけれど、ソニーのExmor-Rセンサー(1300万画素)をガチで搭載し、映像エンジンに富士通ミルビュー・モバイルを搭載した本格派。
特に、色の安定度もすこぶる優秀で、はっきり言ってしまうと、Xperia Z Ultraのカメラではかなわないレベル。
まさかの、キヤノンのコンパクトカメラにも食らいついていけるのではないか???などと、ビッグスケールな事を言い出してしまいそうな勢いがあります。
実際に、仙台空港に用事があって行った時などに撮影した写真ですが、これがヴィータと連携出来る日が来たのは本当に大きい。
ヴィータのメールって、なかなか活用しきれてなかったんですが、連携用アカウントを作る事によって大ブレイクしましたね。
富士通、docomo、ソニー、google本当にありがとう!!
ヴィータ2台だと、やはりゲームプレイがとんでもなく快適になる、というのも大きい。
ヴィータは、他のモバイル専用OSがやりたくとも出来ない「ゲーム最優先のOS」を搭載しているので、ゲーム起動中は他の事がやりにくかったりします。
やはり2台目があるというのは、制約が一気に解消されるわけで、さまざまなシーンでお役立ち。
たとえば今は、ぼくのなつやすみポータブル2と、シェルノサージュ・オフラインに「同時に」はまっています。
ぼくのなつやすみポータブル2は、古き良き日本の夏を、小学生の主人公「僕」くんを通して体験する名作。
シェルノサージュ・オフラインは、いわゆる拡張現実タイプのゲーム。
ヴィータを通じて、違う世界にいる「イオン」というキャラクターと通信し、さまざまなコミニュケーションをとりつつ、背景に存在する、惑星ひとつを丸ごと巻き込むスケールの壮大なストーリーを体験してゆくゲーム。
これがもう、「ずっと起動しておきたいタイプ」のゲームなので、2台ヴィータある意味がいきなり体感出来ます。
どっちのソフトも、なんかこう、立ちすくんでしまうくらいの良作で、嬉しくて大変。
ソニーのやる気があろうとなかろうと、ヴィータは個人的に、史上最高のゲーム機です。
ソフトのラインナップも、個人に、今まで体験して来た長いゲームの歴史の中でダントツで一番。
正直、もうこのヴィータが自分の最後のゲーム機になってもいいか、って思えるようになっています。