早朝、まだ暗いうちに仙台の街に繰り出し、街灯に照らされる紅葉のある風景を撮影して来ました。
今回は、EOS 7D Mark2を初めて(!!)本格的に三脚に据え付けて担いで歩いてみました。
実のところ、三脚に据え付けて撮るカメラと言えば、このところは、もう軽量のEOS KISS X7か、超軽量のPowerShot G5Xか、という選択ばかりでしたので、EOS 7D Mark2はさぞや重たかろう・・・と覚悟してましたが、そうでもなかった!!
やっぱり、レンズがEF-S 18-55mm F3.5-5.6 IS STMという軽量タイプという事もあるのかなぁ。
まぁEOS 1Dの軽量版がEOS 7Dではあるのですが・・・。
あと全編、ミラーレス撮影しました。
EOS 7D Mark2は、デュアルピクセルCMOS AFという、キヤノン・ミラーレス技術の最高峰を搭載していますので、想像の何割増しも快適でした。
AFがあまりにも速くて信じられず、シュピッと一瞬で合焦してるのに、無意味にもう一回やり直して安心を得る・・・そんなバカげた事をやる始末なくらい速い。
しかし、2020万画素全部が位相差センサーになってるわけで、ようこんなの製造できるよなぁと驚愕。
発想だけでも偉いのに、ここにモノがある。
たとえばソニーもそうなんだけど、魔法のセールストークのトリックとかじゃなく、本当にマジ物の発明品を生み出し生産まで持ち込めてしまうメーカーこそ大絶賛を惜しんではならないと思う!!
ここからが、EOS 7D Mark2 + EF-S 18-55 STMレンズの写真ですが、撮影しながら、眠る街のミステリアスさが心に染みてきますね。
まただんだん明けて来る空が気持ち良い。
夜景も良いけれど、早朝の暗い景色は変化が大きいので、紅葉撮りに来て自分が高揚してたりして。
街灯と落ち葉が生み出す景色。
普段はファインダー撮影ですが、いったん三脚にカメラ据えたら、もうミラーレス撮影の方が早いし構図の確認もしやすいし良い事づくめですね。
タッチパネルが無い事についてですが、あればベストとは言え、7D2のマルチコントローラー(ジョイスティック)は極めて優秀なので困る事はないです。
たまに通過するクルマのテールランプの赤色がありがたい。
街中の紅葉というテーマだと、赤色は良いアクセントにできますね。
街灯を入れて撮ったりすると、軽量タイプだろうと何だろうと、一眼レフ用交換レンズがいかに優秀なのか今さらながら思い知りますね。
これは、作画に使いたくて、わざと虹色のゴーストを入れて撮ってみました。
ミラーレス撮影だと、当然ながら、写るもの全てをモニターで確認出来るため、フレアやゴーストの状態が正確に分かるため、作画利用が簡単で助かります。
ゴーストやフレアは、時として大きな魅力です。
静かな街で、淡々と風景写真を撮る。
なんか、もう今の季節だとめっちゃ寒いけど、小さな幸せを感じます。
普段歩いている仙台の街なのに、早朝だと全く違って見える・・・。
いい大人になっても、まるで子供のように、ちょっと歩くだけで広い世界を旅した気分になれる。
それを可能にしてくれる魔法の道具がカメラなんだと信じています。