2018年4月22日日曜日

もりもりプレイステーション日記「メモリーズオフ/Inoccent Filleが大傑作!!」

今回の記事では、もりもりプレイステーション日記を書かせて頂きたいと思います。

実は、このところ、ノベル/AVG系で個人的に大傑作・大当たりが続いていて、このジャンルそのものに一気に傾倒しつつあります。

特に、MAGES./5pb.の作品はホームランが多くなって来て、信頼感が右肩上がり。

そんな中、現在は同社が送り出していて、しかも本当に長い間続いて来たシリーズ「メモリーズオフ」がついに完結。

その名も「メモリーズオフ/Inoccent Fille(イノサンフィーユ)」

最終作品だし、その前にヴィータで遊んだ「メモリーズオフ6/NR」「ゆびきりの記憶」どちらも非常な良ゲーム(個人的なお気に入り度B←とても高い)でしたし、これはもう発売日に買うしかない!!と即購入。


面白かったらいいなぁ・・・まぁ最後だし、多少の事があっても目くじらを立てることもないだろう・・・などと思っていたら、結論から言うと個人的にシリーズ過去最高傑作 & 全ゲームの中でも上位グループに入れる!!相当な作品になってて、またしてもヴィータ持ってて良かったソフトが一本増えました。


このゲーム、とんでもなく気に入り、同じシーンを何回も繰り返してプレイしても楽しく、気が付くと何回も遊んでいるうちに、いつの間にかプラチナトロフィーがとれていた!!というくらいぞっこんハマりました。

シリーズの最後を飾る最終作品とはかくあるべき!! という鬼のような気合が入った作品で、一歩間違えると批判の嵐になりそうなバランスを突っ切って走り抜けている感じで、作者さんの気迫には胸を打たれるものがありました。

極めて深刻な病気や、陰湿ないじめなど、ハンパに挑んだらまずいようなテーマに思いっきり突っ込んで行っていて、個人的には、うまくすれば、あの「CHAOS;CHILD」にも並ぶのではないか?という高いレベルに到達した作品です。

メモリーズオフといえば、恋愛系ゲームでもあり、いわゆる「キャラクター攻略」的なルート分岐になっていたものですが、今回は、ドラマ主体で、ドラマの流れで分岐をさせるという、もはや後を考えなくていい最終作品だからこその思い切った設計になっていて、しかもこれが大ヒット。


それと個人的に、キャラクターがずば抜けの上にずば抜けて良いです。

特に、嘉神川ノエルというキャラクターは、生きた伝説になってるレベルで、あの不朽の名作にして個人的に全RPGナンバーワン作品「イース8」のダーナの次くらいに来るのではないか??というくらいの雲の上レベル。

内面が強く美しく、自分もえらい大変な目に遭っている重いストーリーの中でも、主人公を逆に支えて行く姿は素晴らしい。

やはりキャラクターはデザインも確かに大事ですが内面が良くないとだめ。

嘉神川ノエルは、イース8のダーナと共に、記録的な名ゲームヒロインとして後世に語り継いで欲しい!!


もちろん、嘉神川ノエルだけではなく、全てのキャラクターがイキイキしています。


それと、シリーズを通しての名アドバイザー「稲穂信」も色々と苦労が報われます。

ちゃんと敬意を払われているし、グランドフィナーレに相応しい展開もあるし。

それと、楽しみにしていた音楽も期待以上に素晴らしく、毎朝ヴィータをカーオーディオに接続しミュージックモードで音楽を聴きっぱなしで通勤してます!!

シリーズ最終作品とはかくあるべし!! このような作品を作って下さって心からお礼を言いたい。

もちろん、個人的なお気に入り度は、シリーズとしては初の究極ランクである「S級」になりました。

もりもり所有プレイステーションソフト一覧というのがこのブログで公開させて頂いておりますが、Sの文字をババーンと入れてあります。


ちなみに、メモリーズオフ/イノサンフィーユの他にプレイしていたのが、セガの「エイリアン/アイソレーション」

これ、個人的に、茶化しとか抜きに、この世で一番怖いソフトになってます。

あの(個人的には、ですよ)P.T.さえも超えていると言ったらどれだけ尋常ならざる事態かお分かりいただけるでしょうか。

もともと、冗談でも何でもなく、小さい頃に見た映画「エイリアン」の恐怖が今もって抜けきらず、エイリアンから隠れる悪夢を見る真のトラウマになっている私。

さすがにゲームは大丈夫だろう、もう2以降のエイリアンの映画も全然怖くねーし!?と思って始めたら、これがやばい。

ヴィータの5インチスクリーンでプレイしてるのですが、ヴィータのスクリーンだと、とにかく集中してしまうから、まるでPSVRみたいな感じになり、自分があろうことかエイリアンの世界に叩き込まれたような感覚になるわけです。

それでどうなったかというと、もう通路を歩いているだけで怖くて先に進めないありさま。


ただの通路なのに「ひぃぃぃぃー」ってなって、本当に歩けない。

正直言って、ゲーム的には、まだなーーーんにも起きて無くて、通路を探索してるだけの状態なのに半月くらい通路にいるありさま。

冗談で言ってるわけじゃなくてまじです。

この異次元の怖さは、今までにない。

ありえんわー。


何がヤバイって、このゲーム作った人、エイリアンを「知っている」人なんですよねどう考えても。

どうせ、ギーガーのデザインを表面だけ真似た面白がりで、単なるモンスターが襲ってくる高難易度でむかつくだけの死にゲーでしょ!?

とかなめてたら、死にゲーは死にゲーなんだろうけど、そこに到達する前に気が付いた。

モニタにブラウン管が使われている宇宙船とか、雰囲気とか、これは初代を真に知っていてエイリアンの何が怖いのかを熟知した「出会ってはならないやつ」が作った作品だ!!

まずい!!

だいたい、エイリアンの怖さは、リドリー・スコット監督自身が忘れているっぽいんで油断してた。

エイリアンの続編は全部怖くねーし、プロメテウスもちょっと不吉感あるけど怖くはねーし、コヴェナントは不吉感はあるけど初代には遠いし、もう恐怖が来る時代は去った!!

などと油断してた。

まさかできるやつがプレイステーションに進出してて、しかも大好きなヴィータを恐怖の窓に変えてしまうとは!!

おそるべし・・・!!


じゃ、どうしてるのかというと、常にエイリアンの裏でメモリーズオフを起動しておき(ヴィータは専用ゲームとPS4リモートプレイを同時に起動しておける※できないのもあり)、やばくなったら、ノエルに癒してもらう作戦。

プレデターでも勝てないエイリアンだが、ノエルパワーなら勝てる!!

ん!?