めっちゃ気に入っているモバイルPC「ASUS VivoBook E203NA-464G」ですが、Cドライブの残量が足りなくて、マイクロソフトの無償IDE「Visual Studio Community 2017」をインストールしたいのに出来ないという悩みがありました。
ストレージ容量は64GBもあるのですが、Windows Updateのために常時10GB以上は空けておきたいので、IDEを入れておく余裕がないわけです。
じゃあ、microSDカードにインストールすればいいじゃん、と思ったら、どうもリムーバブルドライブにはインストールできない(インストール先に指定するとダメって言われる)感じで、気落ちしていました。
しかし、結論から言うと、microSDカードにインストール出来ました!!
いきなりDドライブを指定するとかやっちゃあダメなんですけど、コマンドモードで「シンボリック・リンク」というのを作るといけました。
平たく言うと、「Windows 10からは、あたかもCドライブのフォルダに見えるけど、実際はmicroSDカードのドライブ(私の場合はDドライブ)にリダイレクトする」という事なんですが、これでバッチリいけました。
mklink /D "c:\インストールフォルダ" "d:\実際のフォルダ"
というコマンドです。
今回は、プログラム本体をC:\ProgramFilesCard(実体はD:\ProgramFiles)にインストール指定し、
付随するデータをC:\ProgramDataCard(実体はD:\ProgramData)にインストール指定してみました。
ちなみに、名前は短い方が良いです。
というか、パス全体の長さが50文字を超えるとエラーになってインストール出来なくなる(パッケージキャッシュのパスが、許可されている50文字を超えています。)・・・ので注意です。
やった!!
右下にインストールボタンがありますが、インストールのパスがダメだと押せないんですよね。
繰り返しになりますが、画面上はCドライブのフォルダを指定していますが、シンボリックリンクという仕組みによって、実体はmicroSDカードのDドライブのフォルダになります。
確かにボタンは押下可能にはなったものの、本当にいけるか・・・!?ポチッとな!!
おおおーーーーインストールがスタートしたー。
インストールがスタートしただけでこんなに感動したのって初なんじゃないか、という感じです。
うおーーーインストール完了!! やったゼーーット。
ちなみに、フルインストールはさすがに余裕がないので、MVC開発を含むWeb開発と、デスクトップ開発だけをインストールしてみました。
内蔵ストレージだけだと、Webだけでも無理だったのでこの進み具合はかなりのもの。
インストール完了後のストレージ残量を見てみると・・・。
う、う、うーーーーん!?
やっぱりCドライブもゼロ消費とは行かず、数GB近くは消費されてて、残量はWindows Updateを見据えたギリギリ限界の10.5GBですね。
ちなみに、この残量は、Excel 2016、SQL-Server 2017 Expressと、Management Studio v17.6もインストールしてのものなのでかなり立派だとは思います。
とは言うものの限度枠いっぱい過ぎる・・・まぁ後で対策を考えよう。
Cドライブの残量が(Windows Update対策分込みで)ギリギリとは言え、とにかく待望のVisual Studio Community 2017のmicroSDカードへのインストールは完了出来たわけで、いよいよ起動してみます。
起動しなかったオチもありうるのでちょっと怖い。
無事に起動しました!!
ASP.NET MVCのソースは、OneDriveに直置きしたままで直接開発しています。
しかし、OneDriveに直置しているからなのか、ソースを開くと「ファイルを開いています」ダイアログの表示がなげぇ!!
ともあれ、処理時間は若干長いけれど、ソースをビルド完了まで行けました。
いやーかなり嬉しい。
せっかくの無音・省エネのモバイルノートPC「VivoBook E203NA-464G」買ってめっちゃお気に入りになってるのに、そのお気に入りのPCに、よりにもよって開発環境が入れておけないのは精神的になかなか辛いものがありました。
microSDカードにインストールされたVisual Studio Community 2017のフォルダの様子です。
それにつけても、Visua Studio Communityは使いやすいし、安定しているし、親切設計だし、ホントとんでもないくらい良い感じです。
マイクロソフトは、Excel 2016、SQL-Server(+MMS)、そしてこのIDEだけでも足を向けて寝られないくらい感謝してます。