EOS KISS Mを持っての街歩き撮影ですが、いよいよ、仙台都心部、仙台駅周辺部まで行って来ました。
一眼レフのEOS KISS X7の方が、EOS KISS Mよりも、もっと遥かにフィーリングで勝るし「伝説の名機」とさえも賞賛するほどのカメラなのです。
しかし、EOS KISS Mは、そのKISS X7すらも遥かに超えるテンションの上がり方をしているので自分でも謎。
↑やはり仙台駅周辺は、撮りたいものが多い!
郵便局の看板越しに、青空に突き抜けるようなビルを撮影してみました。
仰角だと、特にEOS KISS Mの軽さを実感出来ますね。
本格のレンズ交換式カメラでこの軽さ・・・EF-Mレンズの魅力もでかいです。
↑高級マンション(?)の入口付近のオブジェを撮影。
夕方の光の影が得も言われぬ感じです。
↑仙台の都心部だけあって、ビル風景もさすがより取り見取り。
ビルにビルが映る夕方の風景は、是非とも撮影したかったので嬉しいところ。
↑ビルの窓に映るビル風景って、やはり良いですねー。
撮りたくとも、なかなかこんなパノラマに撮れる場所って見つからないので大喜びです。
EOS KISS Mも軽快。
↑いわゆる「ガード下」を見ていたら、ふぁーん!!と電車が通過して来ました。
あわててEOS KISS Mを向けて、スリープ解除、撮影。
EOS KISS Mは、撮影中は、一眼レフ同様に決して電源OFFにはせず、スリープのみの運用。
ただ、完全スリープからの復帰には2秒程かかるので、急なシャッターチャンスには弱いと言わざるを得ませんが、何とか間に合いました。
この2秒が長いのか、短いのか、多分、九割くらいは平気なんだろうなという気はしますが、本格的な動体撮影をする時は、スリープさせない(長時間スリープさせない)とかの荒業も必要かも知れませんね。
↑新幹線の高架線とビル。
未来的な風景ですね。
東北は、たとえば、のどかな田園風景の中にも突如として新幹線の高架がドドーンと出てきたりするのであなどれません。
↑横断歩道を横断する人々の模様をモノクロ撮影してみました。
↑夕方ならではの、影の作り出す風景を撮影してみました。
微妙な光と影も、EOS KISS Mの有機ELファインダーは、厳密にはもちろん光学ファインダーの無限の解像力には負けるのですが、実用上は違和感をほぼスルーしても良いくらい、緻密で精細に見えます。
色合いのチューニングが良くなされていて、有機EL特有のハデハデさを消しており、なるべく忠実再現しようとしているのですね。
PowerShot G5Xだと、何でもかんでもド派手な色合いで、それはそれで楽しいものの、一眼レフの置き換えという壮大な目的まで来るとそれでは厳しいのかなと。
↑仙台駅のスナップ!
EVFは、厳密にはその挙動は光学ファインダーとは随分と異なるのですが、実用上で問題あるのか?というと気に引っ掛かるは問題なくて、カメラそのもののレスポンスも実に良いです。
EOS 7Dのようなパーフェクトっぷりとは違うのだけど、実用上「これならいいな!」という水準に達している感じ。
まだ進化の余地はあるのだけど、小さなバッテリーと小さなボディで、よくここまで頑張ったという嬉しさが、七難隠すという感じでしょうか。
それと勿論重要なのはレンズでして、全てEF-M 15-45mm F3.5-6.3 IS STMレンズで撮っていますが、ホントこのレンズは大満足です。
画質もサイズも性能も、全てのバランスが整っている。
望遠端のF/6.3はどうか?と当初心配したのですが、これだけ小さくて軽くなるなら絶対にやってよかったなと。
ただ、今後は、EF EOS-Mを装着して、EF-S 18-55mm F3.5-5.6 IS STMも使って行きたいですね。
EF-SやEFレンズは、EOS Rと、EOS Mをつなぐレンズであるし。
↑待ち合わせして入った大好きなケーキ屋さんで、偶然ハロウィンイベントやってました。
ISO感度は800。
昔だと、食べ物の撮影にISO感度800なんて使わなかったのですが、EOS KISS Mは全く平気。
ただ、画素数2400万画素は明らかに多過ぎ。
EOS Rだと、APS-Cで程よい1200万画素になる上に、同一世代の技術で画素ピッチがグググーンと広がるため、食べ物撮影なんかではどれだけ有効なのか、考えるだけで身震いするほどです。
↑街歩き撮影をやめて、帰りは地下鉄で。
駅に向かう途中に撮った、夜の仙台風景。
ISO感度1250ですが、1250だと、十分に緻密なのでどんな場合でも使える感じ。
今年は、行ければですが、松島の円通院の紅葉ライトアップに、EOS KISS M持って行く予定なのです。
ここは、三脚が禁止なので、高感度の画質はとても重要。
行く前にどこかで高感度による手持ち夜景撮影の本格検証やっておきたいな・・・。