2018年11月8日木曜日

PowerShot G5Xで松島円通院の紅葉ライトアップを撮りました

先日、EOS KISS M初の手持ち夜景撮影も兼ねて、松島円通院の紅葉ライトアップに行って来ましたが、PowerShot G5Xでも写真を撮っておりました。


↑ISO感度640、シャッター速度=1/10秒、絞り=F/2.8です。

PowerShot G5Xの強みは、手のひらミニボディなのに、APS-C換算で15-63mm F1.8-2.8というとんでもない大口径ズームレンズを内蔵出来てしまっている点。

やはりレンズは圧倒的に明るく、EOS KISS Mよりも格段にISO感度を下げて撮影する事が可能・・・というよりも、ISO感度を上げると画質が厳しくなるため、レンズの明るさを頼りにしてISO感度は抑える・・・というのが基本です。


↑手持ち夜景だと、暗所が表現しにくいという悩みがありますが、レンズが明るい(F/2.8)なのでかなり良い感じ。

ISO感度を800まで上げようか迷ったのですが、640で抑えてみました。


↑PowerShot G5XのEVFは、見え具合などはEOS KISS Mと互角なのですが、当時「有機ELファインダー」というのをアピールしようと考えたのか、実際の風景よりもかなり派手な色になります。

これは賛否両論あるところですが、どんな風景も色彩からアドレナリン出てるみたいで、ちょっとワクワクして楽しいという所はありますね。

光学ファインダーライクなEOS KISS Mとは対極だったりします。


↑PowerShot G5XとEOS KISS Mを比べると、センサーの違いからISO感度を上げると画質差が大きくなる・・・という所ばかり気にしていましたが、ピントの精度の差が結構でかい。

EOS KISS Mは、さすがキヤノンが誇るデュアルピクセルCMOS AFの最新世代(EOS Rはさらに機能強化済)だけあり、精度は完璧です。

G5Xは、時代的に、単純なコントラスト方式AFなので、「ピントが合った」とサインが出ても、実際にはわずかにピントがズレていたりする時もちょとあります。

実用範囲なので文句とかそういうのではないですが、やや解像度がスポイルされてしまう所はありますね。


↑いよいよ円通院のメイン、鏡のような池に映る紅葉です。

時期的にまだ緑が多いですが、大満足。

PowerShot G5Xは、ポケットにも入らない事はないミニボディですが、大口径ズームレンズが猛威を振るっていて、手持ち夜景にもかなり強い感じです。

PowerShot G5Xは、最新鋭カメラと比較すると機能差などはあるものの、カメラとしてはすでに完成済の領域に来ており、末永くパートナーとして写真撮りたいですね。