2019年1月26日土曜日

ついにASUS E203MAにも64bit Office 365 SOLO導入

無音・節電・小型・快適・瀟洒と快進撃を続けに続け、今や私のメインPCになった「ASUS E203MA」ですが、これホント良いPCですねー。

正直もう「格安PC」だからと言って、甘く見た気持ちは一切なくて、むしろモバイルPCはもうこれがあれば大丈夫だ!!と太鼓判を(自分に)押せるくらいまで好感度上がってます。


↑そんなASUS E203MAですが、いよいよ大トリで64bitのOffice 365 SOLOを導入します!!


■32bitの買い切りExcel 2016削除!!

↑今まで大変お世話になった買い切り型の32bit Excel 2016ですが、残念ながらアンインストールする事にしました。

Office製品は、32bitと64bitの共存が出来ないという厳しいルールがあるため、夢の64bit版Office 365 SOLOを導入するためには、どうしても32bitは残せないのです。

ただ、買い切りExcelは持っていると良いというのは変わらないですね。

今後サブスクリプション版を何かの拍子に失っても、買い切りExcelがあれば何とかなりそうだし。


↑それと、SQL-Server 2017 Expressから、Excelのワークシートをデータベースのテーブルとして読み込む時に使っていた「Accessデータベースエンジンモジュール」も削除しておきます。

これは元々64bitモジュールなのであえて消す必要はないのですが、日本語版2010のモジュールなので、これを機会に新しい英語版2016モジュールに入れ替えたいのです。


↑インストール開始前のストレージ容量は23.2GBです。

クイック実行方式のOffice 365 SOLOは、インストール後、とりあえずの容量はどうなってしまうのか?

1GBの容量消費が実に重い、eMMC-64GBストレージ搭載のASUS E203MAは、昔のゲーム機ほどではないにしろ容量には気をつかうのです。


■設定ファイル(configuration.xml)の中身
<Configuration>
    <Add OfficeClientEdition="64">
        <Product ID="O365HomePremRetail">
            <Language ID="ja-jp" />
            <!--<ExcludeApp ID="Access" />-->
            <!--<ExcludeApp ID="Excel" />-->
            <ExcludeApp ID="InfoPath" /> 
            <ExcludeApp ID="Lync" /> 
            <ExcludeApp ID="Groove" /> 
            <!--<ExcludeApp ID="OneNote" />-->
            <ExcludeApp ID="Outlook" />
            <!--<ExcludeApp ID="PowerPoint" />-->
            <ExcludeApp ID="Project" /> 
            <!--<ExcludeApp ID="Publisher" />--> 
            <ExcludeApp ID="SharePointDesigner" /> 
            <!--<ExcludeApp ID="Word" />-->
        </Product>
    </Add>
</Configuration>
↑もちろん今回も手動インストールします。

手動インストールのやり方はこちらの記事を参照して頂ければと思います。

クイック実行方式だからか、想定外に容量を食わないでいてくれるOffice 365 SOLOに気を良くして、ASUS E203MAには、「Publisher」もインストールしてみる事にしました!!


↑インストールはさくさく進み何の問題もありませんでした。

今まで、マザーシップPC「Aspire 5750G」と、節電モバイルPCの「ASUS E203NA」と2台に導入して来たので、だいたい慣れました。

容量も必要なファイルだけを先にダウンロードしておくクイック実行方式だからか、全然食わないですね。

インストール完了直後の容量は、23.2GBから、21.5GBとなりました。

Excel、Access、Word、Publisher、PowerPoint、OneNote入れてるのに、初期容量はたったの1.7GBしか消費しない!!というわけです。

使っていくうちに必要モジュールがネットから降りてきて容量増加は見込まれますが・・・。


■64bit Excel 2019起動!!

↑64bit版のExcel 2019を起動!!

初回は、認証が入って来ます。

1年のサブスクリプションとは言え、30日か39日(どっちかはっきりしない・・・)に1回はオンライン認証の必要があるみたいですが、それ以外はネットなしでローカルアプリケーションとして使えるので心配ないです。

あと、Excel 2019と言っていますが、世代が2019なだけで、Office 365 SOLOは、常に最新バージョンに維持される特徴を持っているため、正確には2019とは呼ばないです。

言うなれば順次2020とか2021相当に強化されて行く・・・というような形態なわけですが、便宜上は世代を示す意味で2019とこのブログでは呼んでいます。


■Windowsインストーラー方式
Access 2016
データベースエンジンモジュールも導入


クイック実行方式(C2R)のOffice 365 SOLOは、Windowsインストーラー方式のアプリケーションからは外部からAccessデータベースエンジンを利用出来ないという、新方式ならではの落とし穴があるため、せっかく本物の64bit Access 2019を持っているんだけど、持っていない時と同じやりかた、すなわち、別途Windwsインストーラー版のAccess 2016データベースエンジンモジュールを入手してインストールします。


↑このインストールも何の問題もありませんでした。

既に64bit版のOffice 365 SOLOのインストールに成功しているのであれば、ここで引っかかる事はほぼ無いであろうと思われます。

最初にこれをやろうとしてエラーになった時は、どこかに32bitのOfficeモジュールが残存しているかも知れないのでご確認下さい。


■SQL-Server 2017 Expressで動作確認!

↑SQL-Server 2017 Expressですが、無事に「Microsoft.ACE.OLEDB.12.0」と「Microsoft.ACE.OLEDB.16.0」が表示されました。

念のため、プロパティ > InProcess許可にチェックを入れています。


↑動作確認もOKです。

SELECT *
  FROM OPENROWSET(
      'Microsoft.ACE.OLEDB.16.0'
     ,'Excel 12.0;DataBase=C:¥TEMP¥TEST.xlsx;IMEX=1;HDR=YES;'
     ,'SELECT * FROM [Sheet1$]') AS T
↑Microsoft.ACE.OLEDB.16.0を使ってExcelのシートをデータベースのテーブルとして読む事が出来ました。


↑今の私のASUS E203MAのデスクトップとスタートメニューですが、いやー・・・感慨深いです。

32bitの買い切り型Excel 2016を細々と移動しながら使っていた(ライセンスが2台までのPCのため)時代から一転、全てのPCに以下のOffice製品がインストールできる!

・Excel 2019 (64bit)

・Access 2019 (64bit)

・Word 2019 (64bit)

・Publisher 2019 (64bit)

・PowerPoint 2019 (64bit)

・OneNote 2016 (64bit)

なんというか、胸が熱くなります。