このところ、プライベートでも仕事でも、テキストエディタを全てVisual Studio Codeに切り換えてずっと過ごしていますが、めちゃくちゃ良い感じでもうこれで通しても大丈夫かな?という所まで来ています。
■比較がとても便利!
↑今まではファイル比較というと、一旦unEditorでファイルを作成し、WinMergeで比較していました。
むろん、まだこの組み合わせが適しているケースもあろうとは思いますが、手軽さでは圧倒的にVisual Studio Codeが上だと感じます。
まず、Visual Studio Codeは、何か操作や機能が分からなくなったらとりあえずCtrl+Shift+Pで「コマンドパレット」を開いてしまえば良い!
・・・という、大雑把さを許容しているのがチャーミングです。
ファイル比較するにも、比較したいファイルをあらかじめタブに開いておいて、コマンドパレットを開き「compare」とコマンド入力。
↑ファイルの差異を分かりやすく別タブに一覧表示してくれます。
しかも、ファイルの実体を作らなくとも、Ctrl+Nで新しいタブ(未保存の新規ファイル)を次々に作っておいて、内容をそこに次々に流し込んで比較とか、そもそもファイルではなく、クリップボートに格納した内容との比較とか、非常に手軽で柔軟なファイル比較が可能です。
急いでいる時なんかは、もう本格的なファイル比較専用ソフトを使うよりも、むしろこっちでやりたいと思えるほど便利です。
ただし、「正確には差異はあるけど、条件によっては同じとみなす」みたいな細かな設定が必要な時は専用ソフトの出番でしょうけれど。
↑Visual Studio Codeは、機能拡張もアドバンテージですが、エディタの機能を呼び出す「コマンドパレット」という考え方が、これに慣れるととんでもない便利っぷりです。
メニューから膨大な機能を探して選択するか、さもなくばショートカットキーを丸暗記していないと手も足も出ないテキストエディタは、Visual Studio Codeの「コマンドパレット」という考え方の前に、過去の遺物として粉砕される感じです。
困ったらコマンドパレットを開けばいいという。
たとえば、ファイル比較したいならズバリ「compare」コマンドを入力してもいいし、コマンド忘れたら、まるで検索エンジンを使うように「比較」とかキーワード入力によっても、ある程度は検索可能です。
Google検索のように、類義語(シソーラス)のサポートまでは踏み込んでいないようですが、そこまではさすがに。
当初は、さすがにテキストエディタとしては重たいよなぁ・・・と思う所もあったんですが、最近は、明快に使いやすいし高機能というのが分かってきたので、重さ(特に初回起動の重さ)は残存するものの、メインエディタとして揺るぎない地位を確保しつつあります。