テキストエディタの「Visual Studio Code」ですが、PowerShellのコマンドをこれで書いてみたら便利になるのかなぁ・・・という漠然とした思いが出てきました。
↑何はともあれ拡張機能を検索してみると、マイクロソフト自身がPowerShellの支援機能を作ってくれていました。
なんかもろに便利になりそうなので、そのままインストールしました。
ちなみに、今回は、外出中、モバイルPCのASUS E203MAで勉強中だったんで、ZenFone max plus M1でテザリングしていたのですがインストールは特に問題なく軽快でした。
↑とりあえずファイルを*.ps1にしてからエディタを立ち上げ直してみると、なんと、自動的に画面の下半分に実行環境の「ターミナル」が出現しました。
さらに、コマンドを入力してみると、入力支援の「インテリセンス」が発動!
す・・・すごいなこれは。
※テキストエディタです。
↑とりあえず、下の実行環境の「ターミナル」のプロンプト表示を変えるコマンドを書いてみました。
書いたコマンドを選択したら、「F8」キーを押すとそのまま実行されます!!
ターミナルのプロンプトが、カレントディレクトリ+">"に変化しました。
テキストエディタなのに!!
↑ちなみに、決してコマンドシェルではなくて、テキストエディタなので、別に好きな事が自由に書けて、実行したい部分だけ実行できます。
この感覚、なんとなく、大好きなSQL-Server + Management Studioみたいな感じになってテンションがドドアップ。
↑ちなみに、*.ps1ファイルを開くと、自動でターミナルも稼働開始するわけですが、ターミナルのプロンプトを毎回手入力で変更するのは辛いものがあります。
そこで、Visual Studio Codeにて自動実行の初期設定ファイル、プロファイルに「プロンプト変更のコマンド」を書いて、所定の位置に置いておきます。
こうすることで、自動でプロンプトが変更されるようになります。
ちなみに、{ドキュメント}にWindowsPowerShellというフォルダを作り、その中に以下の名前でファイルを作るとそれがプロファイルとして機能します。
Microsoft.VSCode_profile.ps1
↑Visual Studio Codeのターミナル用のプロファイル
ちなみに・・・
Microsoft.PowerShell_profile.ps1
↑コマンドシェル用のプロファイル
※管理者権限意外でも.ps1ファイルを実行したい時はコマンドシェルから以下のコマンドを入力します。
SET-EXECUTIONPOLICY -EXECUTIONPOLICY REMOTESIGNED
↑コマンドシェルだとこんな感じになります。
↑コマンドシェルはともかく、Visual Studio Codeで*.ps1ファイルを開くと、ターミナルのプロンプトがちゃんと書いた通りに変化しました。
なんか、テキストエディタだけでこんなに色々楽しいのは初めてかも知れない。
Visual Studio Communityだと、まず実行環境ありきで重たく、個人以外の利用はライセンス条件がシビアだけど、Visual Studio Codeは、爽快フリー。
しかも何もなければシンプルなテキストエディタで出発し、後付けで肉付けパワーアップ出来るスタイルは素晴らしいですね。
別に普通にメモ帳代わりとして徹頭徹尾シンプルに使う事も出来るし。